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海外で出産、子育てをする方に医療、生活、教育面での情報提供および海外で生活をしている女性のメンタルサポートをしています。 Care the World は1988年国際医療ソーシャルワーカーであるノーラ・コーリによって設立され、海外出産・育児コンサルタントとして、世界100ヶ国以上の出産、育児情報を集めています。
* 子ども英語 8月号 by アルク に 「ニューヨークの英語教育事情」 について掲載されました。
* Expat Women にインタビューが掲載されました。Expat Women をクリックしてください。 

〜 赤ちゃんの成長を祝う 〜

先日、世界の赤ちゃんの成長を祝う儀式やイベントについて情報をという依頼を受けた。そこで私の100国あまりのデータからいくつかあげてみた。その中で気づいたことは、どの国でも赤ちゃんの誕生や成長は喜ぶべきイベントであり、祝い事であり、身近な家族はもちろんのこと、親戚、友人、会社の人たちまで引き入れて祝われている。

どのように祝っているのだろう。たとえば、ものをあげたり、将来を占ったり、赤ちゃんに幸運を招くものをつけたり、口に含めさせたりする。そして赤ちゃんの将来を祈る儀式も多い。たとえば、健康で育つことを祈ったり、将来食べ物に困らないように食べ物を贈ったり、お金に困らないようにお金に替わる様なものを贈ったりする。また魔よけの儀式も多い。たとえば、赤ちゃんを厄から守る儀式であったりだ。中には赤ちゃんの耳に長生きするように祈りをささやくというおもしろい儀式もある。

質問の中に、日本のさまざまな習慣と比べて、こういうところが違うということがあるかと聞かれた。日本では命名式、お宮参り、お食い初め、内祝い、おもちをしょわせる習慣、七五三、というようにさまざまな儀式が行われる。形は違っても、やはり赤ちゃんの誕生を祝い、成長を祝い、将来を祈って行われているのに気づく。しかし、違うところはおそらく日本のお祝いはあまりおおげさではなく、静かに家族の関係者を呼んで行われているように思える。エジプトのスブーという儀式では赤ちゃんの耳元近くで金属をカンカンと鳴り響かせますし、フィリピンのあかちゃんの洗礼式のお祝いのパーティーでも、何十人、何百人と大勢の人が祝いにかけつける。それに比べて日本の命名にしても、赤ちゃんの1歳の誕生日会にしても、うちわだけでこっそりと祝われているように思える。

それはそれだけ医療が発達し、たとえば、子どもが100日生き延びたということにしても、もう当たり前の世界になっているからだろうか。海外における赤ちゃんの成長祝いは発展途上の国であればあるほど、盛大に、かつにぎやかに、たくさんのお金をかけて祝われているように思う。それはやはり、そのような乳幼児の死亡率が高い環境の中で100日でも生き延びたということはめでたいことだからだろう。


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