〜 子どもが親の注意を引こうとするわけ 〜
子どもがいたずらをしたり、悪いことをしたり、親に反抗したりするときに、周りでは、親の注意を引こうとしているのよと 解釈します。確かにそれは一理あると思います。そして多くの場合、そうであるかもしれません。けれどもちょっと角度を変えてみてみますとそれはどういう意味でしょうか? 子どもの世界を考えたとき、彼らの世界は案外不安に満ちているものです。自分ではどうしようもないことが多いでしょう。食べ物ひとつとっても、親から与えられなければ飢えてしまいます。将来にしてもなにが起こるかわかりません。そんな自分ではどうにもコントロールできない状況が多いのです。子どもはある意味で無力であり、それだからこそ大人が守ってあげなくてはならない弱い存在なのです。そういう彼らであるがゆえに彼らはその不安な気持ちを解消するために親の注意を引き、安心を得ているのではないでしょうか?そして安心を得ることによって力がわき、チャレンジへのステップをとるのではないでしょうか?ですからこの親の注意を引くという行為は子どもにとってとても大切な行動だと思うのです。それは精神安定剤のように親から守ってもらっているという安心を必要としているという行動なのです。そしてその安心があって初めて、自分を外の世界にexpose できるようになると思うのです。いかがでしょう?そう考えてみたら、「もう、うるさいわね〜」などと言わず、「どうしたの?」と子どもの目の位置に自分を持っていって、しっかり子どもの目と自分の目を合わせて、「大丈夫よ。ママ/パパがここにいるから。」と言ってあげてほしいのです。そうすると、子どもは安心と共に元気を得て、親から離れていって大きな社会に飛び立って自分の可能性をそこでうんと試すことができるようになるでしょう。





