Hope House

Hope House を紹介しよう。
精神病(精神分裂症、うつ病)、神経症(抑うつ神経症、恐怖症、強迫神経症、不安神経症、心気症、離人神経症、ヒステリー)、人格障害(妄想性人格障害、分裂病質人格障害、分裂病型人格障害、境界性人格障害、演技性人格障害、反社会性人格障害、自己愛性人格障害、依存症人格障害、回避性人格障害、強迫性人格障害)などの精神疾患を患った人たちは、仕事につくことがむずかしい、たいてい仕事を続けることが困難である。さらに彼らはそれゆえに住むところが見つからない。そして、彼らはsubstance abuse に陥りがちである。つまり、自分はどうしようもないくずだと自覚してアルコールや薬物に手を出してしまう。そんな彼らを救おうと立ち上がった団体がいくつかある。そのうちの一つがこのHope House である。

寒い冬のある水曜日、仕事の帰りにHope House を訪れた。まず、Google のマップは当てにならない。確かに正しい住所を入れたにも関わらず、ぜんぜん違うところを指していた。そんなわけで、ここを見つけるのはなかなかむずかしかった。しかし、なんと着いてみたら、「あら、ここ見たことある!」と。そう、以前この前を通ったときにHope House の存在に私は気づいていた。

外のポーチには数人の男性がたむろしていた。立っている人、ベンチに座っている人。いずれにしろみんなゆったりと時間の経過を楽しんでいるようだった。彼らにあいさつをしてどちらのドアを利用したらいいのか聞いた。そして右のドアを開けた。そこには案内担当の Wong さんがすでに待っていてくれた。迷ったことを伝えたら、「電話してくれればよかったのに」と言われた。いや、実は電話したのだが、説明が悪くてなかなかわからなかったのだ。まあ、それはいいとして、Wongさんのツアーがさっそく始まった。

ダイニングとキッチン。メンバーはここで1ドルの昼食、無料の夕食を食べることができる。22ドルのクーポンもあり、それを買っていれば、今日はお金がなくて食べられないということはなくなる。夕食は5時半ごろに始まって6時半ごろまでだが、水曜日のみserve されている。さらに食後、家まで送ってもらえるサービスがある。

広い部屋はオフィススペースになっていた。ここではコンピューターが5台ほど並べられ、メンバーの人たちはゲームを楽しんでいた。コーチのような人も一人いて、その人もコンピューターの前にいた。部屋の中央には丸いテーブルがあり、ここではいろいろなtutoring が行なわれるという。つまり学校に通っているメンバーもいるからだ。勉強の機会を与えられなかった彼らにとって、このような指導もハウスの提供するサービスの一つだ。

彼らにとって食べられることは大きな救いだ。Food stamp をもらっている人たちもいるが、15日から31日の間には food pantry といって、この施設から食料を配っている。その食料品の倉庫はしっかりと鍵がかかっていた。

けんかとか、behavioral outburstはあるかと聞いたところ、みんなお互いに助け合う関係上、なにかもめごとが始まるとすぐ誰かが更正に入るそうだ。そのため、そのようなもめごとが暴力的なレベルまで進むことはないそうだ。

メンバーシップ

精神病を患っているといっても、レベルはさまざま。仕事を持っている人もいれば、学校へ行っている人もいれば、パートの仕事にしかつけない人、ぜんぜん仕事につけない人もいる。そしてほとんどの人がなんらかの知的障害を持っている。DSMのdiagnosis の一番に mental illness が上がれば、メンバーになれる。

メンバーは現在213人にも上るらしい。しょっちゅうハウスを利用していなくても、ときどき連絡をいれていれば、life time membership をもらえるそうだ。精神病の多くは不治の病だからだ。

Application にはさまざまなことが問われる。たとえば、Marital status には engaged, living with significant other などがあり、primary language, English proficiency, ethnicity (African American, Latino/Hispanic, Asian/Asian American, Native American, Pacific Islander, West Indian)なども聞かれてる。Insurnace/Financial information も大切だ。ここでは Social security, SSI/SSD, Public assistance, VA benefits, Medicaid, medicare, Food Stamps, Earnings, Worker’s Comp., Unemployment, Private Insurance, Representative Payee とどのように今は自分をsupport しているのかが聞かれている。Category においても、current, pending application submitted, eligible – no application submitted, ineligible, unknown と別れている。Behavioral Chracteristics では Current と History、None, Unknown に別れていた。Childhood Violence, Cognitive Impairment, Criminal History, Cruelty to animals, Delusions, Destruction of Property, Disruptive behavior, fire settings, hallucinations, homicidal ideas/attempts, severe depression, severe thought disorder, significant treatment non compliance, suicidal behavior, severe violence against others.そして substance abuse history があるこれは frequency of use が問われる。たとえば、none in the last month, 1-3 times in last month, 1-2 times per week, 3-6 times per week, daily と別れていて、cocaine, amphetamines, prescription drugs, IV drugs, crack, PCP, Inhalants, alcohol, heroine/opiates, sedatives/hypnotics, marijuana, hallucinogens, benzodiazapines とある。

スタッフ

スタッフはフルタイムの paid スタッフが5人いるそうだ。そして他はパートだ。フルタイムのpaid staff は case worker, director, social unit, employment unit, housing unit などに担当が分かれている。なかには以前、メンバーで会った人がスタッフに転じた人もいる。

ここではmember がhouse をrun している。受付をしている人もメンバーである。

Service, program, and events
Program は多様である。あるいは提供しているサービスとも言えようか。まず仕事の斡旋である。次に仕事に就くために必要な技術なり、教育を提供する。さらにsocial activities and events も用意されている。このようなactivities を通して、他のメンバーとの連携を定着させるのが狙いだ。Events としてはEnd of summer Dance, Open House, Halloween parties などが開かれる。

時には遠出をすることもある。遠出をするときは1つのVanと車1台くらいで20人近くで出て行くそうだ。家族にも見捨てられ、社会にも見捨てられたような特に楽しみのない彼らにとってこのような遠出は特別なものであろう。

施設が開いている時間帯は月、火、木、金は8:30から5:00、水は7:00まで土は10:00から4:00。
ここでは Holiday にも場所を提供していることが特徴だ。Holidayの営業時間は12:00から4:00。つまり thanksgiving, Christmas など開いているという。というのも彼らの多くが家族からも見捨てられているので、このような家族が集まるようなHoliday には行く先もなく、とても感傷的になるからだ。

メンバーは男女。ウェストチェスター全体から集まってくる。ここPort Chester 以外にも White Plains 近辺に2ヶ所あるそうだ。もちろんマンハッタンのFountain House は有名だが、どのハウスも Club House というインターナショナルな団体に所属している。

モットー
フォーカスは彼らの talents と abilities だという。つまり誰もがそれぞれに才能を持っていて、できることがある。そこのフォーカスするということだ。メンバーは長年、おまえはだめなやつだと社会や家族から言われてきただけに、ここに来て、彼らは independence, self-esteem, and self-respect を gain するという。つまり失っていた自立性、自尊心を再び自分の中に育てることを目的とする。Attitude がempowerment and equality という。つまり彼らの前向きな姿勢、これから自分は成功に向かうのだというそういった姿勢が力となり、さらに病気を持っていない人たちと同等な立場であることを主張する原点となるという。

運営
私がいつも質問する中に運営がある。ここも多くの寄付によってまかなわれている。
Shear Perfections Haircut – Gift certificate
Racanelli’s restaurant – gift certificate for dinner
Wendy’s fast food restaurant – cash donation
Finch’s Drug Store – gift basket
T & J Pizzeria – 2 large pizzas
A & P – flower arrangement
CVS – candy assortment
Dunkin’ Donuts – boxes of munchkins
Starbucks – 4 mugs
Blockbuster Video rental – gift certificate
Thompason’s Art Supply – 2 pads of paper, 2 watercolor sets, 2 brush sets
Edibles – fruit centerpiece
Nimble Thimble – 7 embroidery hoops with needles
Bouton’s Hallmark Shop – large gift bag
Westchester Christian Bookstore – 2 books
Strauss Warehouse Outlet – 8 helium balloons, streamers, papergoods

このように見ると、メンバーは寄付をしてくれるありとあらゆるところを当たっている。そして当たれば何かしら寄付を得ている。こんなものかと思うようなものでもお金を使うよりはぜんぜんよい。
さらに NY State Division of Housing and Community Renewal, US Dept が関わっており、private であり、non-profit 501 ( c ) (3) agency, NY State office of mental health も関わっている。

心に残ったことば
We struggle with a disability which is for the most part invisible.
A Clubhouse is an opportunity center where, members have the right to use their own discretion about the opportunities and relationships they choose. This very dignified right of choice is the fundamental right of membership and one of the basic ingredients in the success of any Clubhouse.
With the voluntary nature of the Clubhouse comes the obligation to design and support a program that strives to offer each day a welcoming atmosphere with an attractive set of relations and opportunities. Participation is based upon the success of these opportunities and relationships is not affected by artificially imposed guidelines for participation.