Family

施設利用者ときっても切り離せない存在がやはり家族である。家族のサポートがどの程度あるかによって、施設利用者のケアが決まるというほどである。ここは大人の施設であるため、施設利用者も年齢が上がると親がいない場合もある。その場合、州が親代わりとなる。親がいる人たちの中でも毎週のようにグループホームを訪れる家族もいれば、まったく音沙汰のない家族もいる。しかし、家族にも家族なりの理由があるのだろうとこちら側では察している。

Family involvement は本当に家族によってさまざまだ。たとえば、Leonは母親はいないが、姉がいる。その姉はいつもLeon の様子を知りたがってエージェンシーに電話をしてくる。Case Reviewという半年にいっぺんのミーティングには必ず顔を出し、必要なケアを主張する。それに対して、Maxの両親はもう他界している。そして、彼は Willowbrook class という特別なケアを受けているクラスに属しているため、彼には親代わりとなっている州の職員がいる。彼女は Maxが十分なケアを受けているように Case Review には必ず出席し、彼に必要なケアを要求する。

このように家族のかかわりはさまざまだが、やはりたいへんであることに変わりはない。本当に今までの話を聞くと、長い長い道のりを歩んできたのだなということが感じられる。時にそのような話しをしっかりと聞いてあげることもこちらの仕事だと思っている。誰かに話さなくては生きていけない。特に分かる人には聞いてもらいたい。そのような願いがある。