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世界のお産

出産をする予定の国でどのような病院があるのか、医療設備はどうなのかなどの情報も確かに大切です。しかしそれ以上に実際にお産を経験した方々が日本のお産とどのような違いを感じ、現地の医療スタッフと接することで何を感じ、日本人としてどのようなことに驚いたり、落胆したか、母親として何を感じたかなどを私は聞きたかったのです。そのために始めたインタビューであり、アンケートでありました。お産という場面においてその国の特徴がもっとも現われています。

このページではインタビューやアンケートで語られた海外での出産、子育て体験談を毎月違った国を載せていきたいと思います。さらに詳しく知りたいという方は、それぞれの国の情報をまとめた冊子がありますので、ご注文ください。またHPをもっていらっしゃった方もいますので、リンクでその国を探してください。皆さんもこれから海外でお産を迎える方達に励ましのメッセージを送ってください。アンケートを通して皆さんの体験談をお寄せください。お待ちしております。各国情報を引用されたい方は必ず、資料元のケア・ワールドのURLをリンクするなり、記載してください。

Europe
イギリス フランス フィンランド オランダ
スペイン ベルギー イタリア デンマーク
ドイツ アイルランド ルクセンブルグ ノルウェー
ポーランド ポルトガル スウェーデン スイス
オーストリア ボスニア チェコ ハンガリー
ベラルーシ ブルガリア ギリシャ
North America
アメリカ カナダ アメリカの自宅分娩 グアム
パナマ メキシコ プエルトリコ サイパン
ドミニカ共和国 ジャマイカ ハワイ キューバ
アンティグア バルバドス バハマ ニカラグア
グアテマラ
Asia
中国 香港 韓国 シンガポール

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サウジアラビア アラブ首長国連邦 イスラエル イラン
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Oceania
オーストラリア ニュージーランド パプア・ニューギニア
Africa
エジプト 南アフリカ コートジボワール ガーナ
セネガル ケニア ボツワナ アイボリーコースト
エチオピア モロッコ モザンビーク ジンバブエ
タンザニア シエラ・レオナ ナイジェリア ギニア
South America
ブラジル コロンビア アルゼンチン ペルー
ベネズエラ チリ ガイアナ エクアドール
ボルビア パラグアイ スリナム ウルグアイ

 

イギリスで赤ちゃん

イギリスはゆりかごから墓場までというほど福祉制度がとても整っており、NHSを利用した制度のもと出産することもできますし、プライベート保険を利用して出産することもできます。今回はスリランカで妊娠し、一時帰国で日本に帰ってから予定日1ヶ月前にイギリス入りしたおっこさんとプライベートで出産されたKさんに登場していただきました。

お産がただ?

イギリスではNational Health Service という医療制度があり、所得に応じた保険料を払えばNHSの病院では治療もお産も保険でまかなわれるということになり、現金を払わなくてすみます。外国人の場合も1年以上の滞在であればこの制度を利用できます。しかも登録はいたって簡単で、家に近い General Practitioner を選び、そこで登録をし、特に滞在証明書類なども提出することなく登録されます。つまり登録が完了すればもうお産までは診察料も分娩費も入院費もただということになります。それにしてもおっこさん、この時が予定日8日前ですよ。助産婦さんもあわてて病院に予約を入れたそうです。

自然なお産

基本的には助産婦さんがお産の介助をします。ドクターは待機して何か異常が起きたら登場します。おっこさんの病院では浣腸もなく、会陰切開も少ないそうです。夫立会いは当たり前で聞くこともしなかったそうです。麻酔の使用は希望を出せば好きなものを選べます。

「はずかしい足のせ台がなかったので、私はミッドワイフと研修医のお腹を押すような感じで足を上げてふんばり開始。腹の底から搾り出すような感じで「フ〜ム〜ン〜」ってな感じでしたね。ミッドワイフはず〜っと、Good Girl! Long push !をしきりに繰り返してました。しまいには、夫にもうこれ以上は無理、出来ないって言って、通訳してくれましたが、自分で言えるはずのものが余裕なくまったく言えませんでした。」 

さすがイギリス、ティータイムが7回も

朝一番にティー、朝食に、10時に、ランチに、3時に、夕食に、寝る前の9時になんと7回もティーがサーブされます。母乳を出すためにも水分は必要ですし、すべてミルクティーだったそうです。またお客さんがきてもティーはオーダーできますので来客と一緒にビスケットをつまむとKさんのおなかのなかぽっちゃぽちゃ。

 

新生児室がない

より家庭的な雰囲気の中でお産を迎えようとする方にはプライベートの病院というチョイスがあります。Kさんが選んだその病院は新生児室もなく、生まれた赤ちゃんはママとパパがいっしょに寝られる大きなキングサイズベッドといっしょに寝るのです。新生児と川の字といったところでしょうか。ちょっと落ち付かないかな?赤ちゃんの検査もそのベッドの上で行なわれたそうです。(右 : 普通のベッドに新生児もいっしょに) top

 

 


フランスで赤ちゃん

フランスでのお産はとても多く、パリの場合はほとんどの駐在員の方がアメリカン・ホスピタルという私立の病院で出産していますが、これも保険でカバーされるので恵まれています。私自身も2000年にパリを訪れ、実際に現地の産婦人科医、助産婦などと話をし、医療施設も訪問しました。

妊婦もファッショナブル

さすがファッションの街、パリ。ここで見かけた妊婦さんは長いスカーフを腹帯のように洋服の上から下っ腹を持ち上げるように巻いていました。そのスカーフもすてきな色彩。センスがいいな、と思いました。

妊婦は強い

自治体で発行される「妊婦のパス」というのがあり、これを見せれば、公の場で長い列があっても、優先的に先にいかせてもらえたり、公共交通機関でも、このパスを見せて、席をゆずってもらうこともできます。いわゆる disability pass のようなものですね。

トキソプラズマ検査

フランスでは家の中も土足ですし、街には犬の糞がそこらちゅうにあるのでけっこうトキソプラズマに関しては神経質になっています。そのため、毎月のように血液検査をし、かかっていないかをチェックします。現地の人は80%がポジティブに出るそうです。そのため、妊娠中の生肉、羊肉、生野菜は避けるように注意されます。

無痛分娩が主流

フランスでのお産の特徴といったらやはり無痛分娩かもしれません。腰椎麻酔が多く、無痛を勧めるのはお産を長引かせない為、楽なお産をめざすため、また長いお産で起きる問題(裁判沙汰になる)を避ける為、そしてなによりも少子化を防ぐ為だそうです。つまりドクターがコントロールできるお産の方が確実で安心と言っていました。top


 

フィンランドで赤ちゃん

ベビー用品一式

各地域にKela という社会保険機構があり、ここに登録すると、出産に必要なもの、ベビー用品など一式必要最低限のものが送られてきます。もし自分でそろえたかったらその分現金で支給されてもOK。

検診は保健所で

妊娠中の検診はすべて保健所で、保健婦の手によって行われます。そのため、病院へ出向くのは出産当日となります。しかし、医師の検診も定期的にあるので安心です。

目立つおなかを強調

サウナもはだかで入るフィンランド人。サウナのあとのプールにもはだかで入るフィンランド人。そのようなことからからだの線を出すことに抵抗を感じません。日本人はおなかが大きくなるとコートで隠したりする人もいますが、フィンランド人はおおいに妊娠中であることを強調するかのごとく、うすいT-シャツなどをきて目立つおなかを強調するほどです。

自然にもよおす

自然を重視するフィンランドでは、お産の後、導尿をあまりしません。むしろ自然に出るように、シャワーを出して、その水の音にからだが反応して、尿意をさそう方法をとっています。top


オランダで赤ちゃん

オランダはとにかく助産婦さんによる自宅分娩がさかんということで大変興味がありました。今回は特別に現地にいって直接現地で自宅出産を経験された方からお話を聞くことができたのは幸いでした。

本当に自宅で出産してるの?

 まず本当に自宅で出産しているのか、また病院で出産してもすぐ帰されるのか?ちょっとこの表現は妥当でないかもしれませんが、とても知りたい所でした。実際、30%ほどのお産が自宅で行われていると言うことでした。それが可能なのもとても自然な分娩をサポートしてくれる助産婦さんが見方につくこと、そして産褥ケアが徹底していることと思いました。病院で受けるような産後のケアを助産婦さんがそれぞれの家庭を直接訪問しながらチェックしてくれ、さらに相談にのってくれます。

つまり簡単に言えば、健康であれば十分に慣れた環境である自宅で出産できると言うことです。きっと赤ちゃんはいつも慣れている音に囲まれ、聞きなれている声に囲まれ、自然と家の匂いというものも受け入れて行くのでしょう。

助産士がお産を最初から最後までみる

 オランダではまず妊娠したかと思ったらいつも通いなれているホームドクターへいきます。その後本当に妊娠が確定したら、ドクターは助産婦グループを紹介します。助産婦グループというのは開業している助産婦が何人かでローテーションを組んでグループで診療を行っているからです。担当の助産婦をあてがわれ、あるいは自分自身で選び、その人が妊娠中から産後までを見てくれます。ただし、万が一彼女があるいは彼がお産に立ち会えなくてもグループの誰かが介助します。そのためにも予定日が近づくとすべてのグループ助産婦に検診をしてもらいます。

なぜ助産士?それは助産士さんたちは正常なお産に関してはプロだから任せられるのです。さらにもし異常があっても、彼らはいち早くそれを察知する訓練を受けていますので、なにかあったら異常妊娠、あるいは異常分娩を扱うドクターに引き渡すことが出きるのです。ドクターとの連携プレーもよくなされているそうです。

そうです。オランダには男性の助産士さんも全体の20%ほどいるそうです。日本ではまだまだ男性の助産士さんの活躍は見られませんが、ここでは男性とか女性という前にどのようなひとがらかによって評価されるようです。

お産が始まる

 自宅でのお産ですから、病院へ行く用意もなく、その手間もありません。ただ陣痛が始まったらじっくりと陣痛と向き合うだけです。他の人がとなりでうんうんうなっているわけでもないので、本当の意味でのマイペースのお産が可能です。陣痛が始まったら助産婦さんとの頻繁な電話でのやりとりが始まります。そのためにもご主人にはいてもらわないと困ります。是非、ご主人もいっしょにお産について勉強してください。特に英語での表現を勉強する必要があります。

「自宅のお産ですからほとんど医療の介入がありませんでした。息子も夫もいっしょに新しい家族を迎えました。浣腸も無く、分娩監視装置も無く、とても自然な流れでお産ができました。へその緒は夫がはさみできりました。このあたりも感動的でカメラに収めました。」

産後は助産婦さんと看護婦さんがケア

 産褥訪問を助産婦さんと一緒に回りながら気がついたことは、多くの家庭に看護婦さんがいたことでした。(写真の右が看護婦で、左が助産婦)つまり彼女らは5時間とか8時間とか雇われていて、お母さんと赤ちゃんにつきっきりで世話をしてくれます。場合によっては上の子どもの面倒を見たり、訪問客の接待までしてくれます。子宮の回復具合や会陰の縫合の様子なども看護婦はチェックできます。助産婦さんは点滴などはできませんが、限られた薬の処方もできますので、痛み止めなどわざわざドクターに出向くことはありません。産後は助産婦さんが9日目まで必要に応じて自宅まで訪問してくれますので質問などはその時にできます。なんともケアを受ける側を主体に考えたぜいたくなお産のように思えました。 ちなみにこのベッドの下にある三角の足台は看護する側の腰の負担を軽減する為にベッドを高くしています。これもレンタルで必要期間だけ借りられます。top


スペインで赤ちゃん

出産費用は保険ですべて

日本ではお産となると保険が適用されないので、自費となるとかなり準備が必要ですが、それでも出産祝い金など32万円くらいは出るので、贅沢をしなければ日本もよい制度だと思います。ただしスペインでは最初から現金を出さなくてもよい制度がありますので、それを利用すると本当の意味ですべてただという錯覚に陥るかもしれません。

妊娠線予防にオリーブオイル

これは私も知っておけばよかったと今頃になって知りました。確かにココアバターがいいだのいろいろと言われていますが、妊娠線予防の専用クリームは高いですし、それならオリーブオイルなら身近ですし、簡単に手に入ります。ためしてみるとよいでしょう。使った方はぜんぜん妊娠線ができなかったといいます。試す甲斐ありですね。

中絶がやっと解禁

スペインでは長年中絶は行なうことができないとされていました。しかし、やっと遅ればせながら1985年より行なわれるようになりました。それでも周りからの受け入れはあまりポジティブでなく、理解が得られず、中にははるばるイギリスにまで出向いて手術を行なう人もいます。

おしゃれをして退院

女の子は入院中にピアスをして退院。男の子、女の子を問わず、FALDONと呼ばれる手編みニットのおしゃれな巻きスカートを着せます。どうやら子どもの衣類にはけっこうお金をかけるとか。top


ベルギーで赤ちゃん

日本では保健婦さんがみんな別々なことをいうのでかえって困惑するといいますが、赤ちゃんそれぞれが違うのですからその対応の仕方も違って当たり前ですよね。それをEさんはベルギーで特に感じたと言います。「看護婦さんは、みんな自分なりの赤ちゃんのお世話方法を教えてくれるのでやり方はバラバラ。でも、おかげで「自分と赤ちゃんのコミュケーションが一番よく取れるのなら、決まったやり方なんてナイんだな」と分かりました。」ベルギーでのお産はこのように妊婦さんそれぞれの個性を尊重するのが特徴かなと思いました。

腹帯はしないでください

インタビューに答えて頂いたSさんいわく、「日本で二人こどもを産んでいますが、ベルギーでは出産に対する考え方日本の逆でした。」そのひとつが腹帯をしないようにという指導でした。その理由はなるべく自然に近い形で出産を乗り越える為には腹筋を鍛えなくてはならず、腹帯はそれをさまたげるというのです。ベルギーでは腹帯をしているとおなかの筋肉が弱ってしまって、出産の時に力が入らなくなってしまうそうです。

ギネジストの存在

ギネジストという聞き慣れない人がベルギーのお産では深くかかわっています。ギネジストとはお産にかかわるからだの調子を整える人とでもいいましょうか。お産の呼吸法やお産に伴う自然な不快感を和らいでくれるマッサージ師のような存在です。しかもその人を依頼するのにも保険でまかなわれるというのですから、腰痛などで何か月も悩んでいる人にとっては朗報ですよね。

「ギネジストに通うことが出産準備教室のようなもので、出産前の10回、また産後は10回(10回を超えると自己負担になるそうです。)会うことができます。妊娠、出産のメカニズムの説明があったり、分娩の時の呼吸練習もしました。1対1なので、なんでも質問できて、とても心強い存在でした。出産の時も立ち会ってくれました。私は腰痛に悩んでいたので、産後は20回も利用しました。」 Sさん

妊娠中は旧姓に戻る

シンガポールでも同じだったのですが、妊娠、出産の課程で、妊婦は旧姓に戻ります。つまり妊娠、出産にまつわるすべてのデータやカルテは旧姓で登録されます。おそらくこれは本当に母親だけが子どもとの真のつながりを持つという意味なのでしょうか。パパの存在はここでは薄い?

アプトノミー法

お産の希望は出せます。以前はもう妊娠初期に無痛分娩を勧めていたそうですが、いまではだいぶ自然分娩を勧めるようになりました。そのため、アプトノミー法なども登場しました。これは妊娠中、おなかに手をあて、手のぬくもりで、おなかの赤ちゃんが反応し、上下、左右に動くため、この赤ちゃんの自発的移動を利用して出産時、赤ちゃんが自分で産道を抜け出るように助けてやるというのがこの方法の主旨だそうです。top


イタリアで赤ちゃん

今月はイタリアで第一子を出産し、現在第二子を妊娠中の窪木さんとAさんにイタリアでのお産についてお話を聞きました。イタリアのお産はあまり体験者がいなくて結局あまり知られていません。しかしかなり医療も進んでおり安心してお産ができる国です。

カリウムを飲む

カリウムの錠剤を妊娠中に飲むという話はあまり聞いていなかったのでとても興味深いと思いました。「私の場合は、血液検査でカリウムが足りないとわかり、バナナやトマトを食べるように言われました。さらにカリウムの顆粒状のものを飲んでいました。」(窪木)

授乳のシステム

多くの病院で母乳は奨励されています。母乳は好き好きだから強制はしないそうです。新生児を預けっぱなしのある病院では授乳は昼間のみで、昼間は要求に応じて赤ちゃんが泣けば母親は自由に新生児の出入りをしています。ただし、夜は母親が休息をとれるようにとの配慮で授乳はしないそうです。しかしこの夜間の母乳がないことに疑問を持った病院もあり、このような病院では母子同室を取り入れ、母親に授乳を任せています。

お産は無料

イタリアもお産が無料と聞き、びっくりしました。仕事がなく、税金を納めていない人でさえ、お産は無料だそうです。ただし検査や薬代だけは自己負担となるそうです。

玄関にリボン

赤ちゃんが生まれると玄関のドアのところに男の子の場合はブルーのリボン、女の子の場合はピンクのリボンを飾り、赤ちゃんが生まれたことを周りの人にご披露するそうです。top


 

デンマークで赤ちゃん

中絶する権利

1972年まで、この国で中絶をすることは認められていませんでした。しかし、女性の産む、産まないを選ぶ権利と自由をということで今では中絶が認められるようになりました。

大地の母

助産師はデンマークでは、ヨーモアと呼ばれています。このことばを直訳すると「大地の母」ということです。そんなデンマークの助産師は本当に頼もしい存在です。彼らは社会的にも地位が高く、助産師としての資格をとるのもたいへんむずかしいのです。

鍼を利用

鍼といえば、東洋医学。そう、ヨーロッパにおいても鍼治療が使われています。しかもつわりや陣痛に効くそうです。実際に体験した人たちはとってもゆったりした気持ちでお産にのぞめたと伝えています。

産後のリハビリ

まだ退院しいない間にベッドのところに体操を指導するインストラクターが来て、子宮の回復を助ける体操や早く普通の生活に戻れるように力をつける体操などを指導してくれます。これを受けた方々はみるみるうちにからだの調子がよくなったと伝えていました。top


 

ドイツで赤ちゃん

へバムが大活躍

ドイツでのお産はヘバムという助産婦さん兼保健婦さんがお産を一手に引き受けます。お産の専門家は産婦人科医ではなく、助産婦さんです。産婦人科医は何か異常があった場合の存在で、順調であれば、予定日近くになってドクターから助産婦のリストを渡されます。ここには30〜40人ほどの名前が書かれてあって、そのうちの誰か一人を決めます。決まると検診から各相談なども家にきて行います。

産婦がビール?

赤ちゃん誕生のお祝いとして、入院中のドイツ人はビールで乾杯していました。アルコールも母乳に出るかもしれないのに、あまり気にしていないようでした。さらに、入院中にコーヒーを飲んでいました。カフェインもあまり気にしないようです。

授乳茶?

ハーブティーがとっても一般的に飲まれているドイツでは授乳している人のために、授乳茶というのがあります。これは、キャラウェイ、フェンネル、アニス、カモミール、メリッサ、バルトリアンがブレンドされたもので、ハーブのリラックス作用で母乳の出がよくなるのと、これらのハーブの成分を含んだ母乳を飲むと、赤ちゃんは気持ちが落ち着き母乳の消化もよくなるからです。

3年の育児休暇

長くても3年の育児休暇が与えれています。これは夫婦どちらかがとってもよいですし、同時にとることもできます。top


 

アイルランドで赤ちゃん

レバーはだめ
日本では鉄分確保のため、レバーを食べるように勧める傾向があるが、アイルランドではそれは食べてはいけない部類にはいるとのことだ。

通訳をつけて
ことばがわからないと、皆さんたいへんな努力をしています。Yさんは出産準備教室に参加するためにもう一人の日本人のお友達と組んで、通訳にきてもらいました。

お産を促すのに

アイルランドのある病院ではペッサリーを用いてお産を促すそうです。

会陰切開を避けるのにアーモンドオイル

会陰切開を避けるために、会陰を伸ばすのに用いるものとして、アイルランドのある助産師さんは、アーモンドオイルを勧めていて、それで会陰をマッサージするのだそうです。 top


 

ルクセンブルグで赤ちゃん

ハイキングで体調絶好

きれいな山や森林に囲まれての妊娠生活。ここでは妊娠中の上手な過ごし方としてハイキングや軽いウォーキングを勧めています。

誰でも立ち会える

お産の喜びはみんなで共有という考えのもと、上の子どもを含める誰でも立ち会えることになっています。そのため、Wさんはお子さんを立ち合わせたそうです。

規制の少ない入院生活

面会時間もなければ、面会に子どももOKというように、ルクセンブルグの病院は、規制がゆるく、とても自由だったという印象を受けます。

母乳育児サポート

ラ・レーチェ・リーグはまさに世界中で母乳育児をサポートしています。しかも日本人が数人でも集まれば、日本人グループも出来上がります。このようなサポートがあると心強いですよね。top


 

ノルウェーで赤ちゃん

保健所の役割り

区域によって決められた保健所があり、ここは母子センターのようなところですが、ここでは妊婦検診からのケアで始まり、乳幼児健診、さらには小学校までの定期健診を管轄しています。

夫がへその緒を切る

父親がへその緒を切る国はけっこう多いですが、ノルウェーも例外にもれず。そのへその緒を切る前に生まれたらすぐ、赤ちゃんを母親の胸においてくれます。

病院のベッドはウォーターベッド

Kさんは個室を利用しましたが、そこはダブルベッド、さらに驚いたことに、そのベッドがウォーターベッドであったことでした。Nさんは、二人部屋だったそうですが、同室のノルウェー人は寝るときに冬でも窓をあけて寝るので、寒くて凍えそうだと語っていました。やはり生活習慣が違うと、いっしょに生活するときはいろいろな不都合がでますよね。

お父さんの育児休暇

せっかく父親の育児休暇が設けられているにもかかわらず、利用する人が少ないことに悩んでいたノルウェーでは、「パパ・クウォータ」という制度を設けることにより、90%の父親が育児休暇をとるようになりました。その制度とは、育児休暇の中の4週間は父親しかとれないものと決められましたものです。top


 

ポーランドで赤ちゃん

病院と契約
医療システムはユニーク。プライベートの病院を利用した場合、お勧めは病院と契約をして、年間いくらというメンバー制に加入。その額に応じて受けるサービスが異なってきます。しかし、英語を利用できる病院は限られているので、月々5000円でも価値ありかも。公立の病院では事前にわいろを払っておくと入院したときのサービスがよいそうです。

通訳とプライバシー
通訳を利用したWさん。けれども内診など大切なところが露出されますし、問診などで避妊など聞かれるので、とても恥ずかしかったと語られてました。日本人が少ないところで通訳を頼むのはプライバシー暴露をある程度覚悟ということになりますでしょうか?

医療水準の低い国での無痛分娩
これは考えもの、よく検討するようにとの体験者のアドバイス。点滴で針を入れるのにも10回もミスったとか?硬膜外麻酔は背中に針を刺すのに麻酔医なのに1回目しくじったとか。

病院にどろぼう
これは日本でも考えられることですが、ワルシャワでは特に注意とのことでした。貴重品は絶対に持ち込まないようにとのこと。しかし、食事の差し入れは必要のようです。公立の病院食は簡素。パン、カテッジチーズ、紅茶、ハム。肉らしい肉はいっさいでないとのこと。top


 

ポルトガルで赤ちゃん

見方もいろいろ
Aさんがかかった産婦人科は内診で、彼女の子宮を見てのコメントは、「おお、美しい子宮だね。これだけ美しければ心配ないよ。」とのこと。それで本当に安心できるのでしょうか?

間違いだらけの病院
陣痛が始まってから妊娠週数が違うと看護師が言い出したり、退院する日に準備をしていると退院は明日であって今日でないといわれたり、どうやらポルトガルの某病院は間違いだらけのようです。誰が何を正しく伝えているのかしっかり確かめないといけないようですね。

産んだ次の日から
赤ちゃんの世話、おっぱい、着替え、入浴、おむつ替えに渡るまですべて産んだ次の日から母親の役割りです。休んでいる暇はないそうです。しかも病院の割烹着のような簡単な寝巻きですからとても落ち着かなかったそうです。

Godparentsは不可欠
赤ちゃんは教会で幼児洗礼を受けます。この際、Godparents の存在は不可欠です。それは万が一、両親が亡くなった場合に Godparents がその子どもを育てる役割りを持つからです。


 

スウェーデンで赤ちゃん

助産師の権威

助産師は処方箋もかけますし、注射もできますし、採血もできますし、超音波診断もできます。そのためドクターのように白衣を着ている人もいて、権威もあり資格もあります。任務も幅広いといえます。順調ならば医師と顔を合わせることもなく、助産師が妊娠から産後までを一貫して担当します。

彼がへその緒を切る

結婚していないカップルもかなりいるため、夫、またはボーイフレンドが出産に立会い、生まれたらへその緒を切るのも彼らの重要な役目です。

うぶ湯がない

ぐちゅぐちゅしたへその緒ってさわるのもこわいですよね。お風呂の後など緊張して消毒しますが、スウェーデンでは生まれてすぐのうぶ湯もなければ、へその緒がとれて完全に乾ききるまでは赤ちゃんをお湯につけません。ただからだをふき取るだけです。

出産が増える

少子化問題が浮上したとき、スウェーデンもいろいろと対策を考え、出産はすべて費用支給、12才まで児童手当がでる、男女どちらでもとれる出産、育児休暇を450日間と設けたりして、少子化に歯止めをかけることに成功。top


 

スイスで赤ちゃん

ドクターが不在

一番の不安はなんでしたか?という質問に、Nさんは、ドクターが1ヶ月もバカンスにいってしまうことだと話していました。その間、代わりのドクターにかかるのですが、万が一、お産にあたったらというのが不安だったそうです。

専門がたくさん

妊娠が確定すると次から次へと専門の人たちを紹介されます。産婦人科医から始まって、助産師、小児科医、看護師、出産準備教室の先生、妊婦体操の指導員、育児教室の先生、母乳指導のインストラクター、産後の体操インストラクターなどなど。

受講者もさまざま

スイスでもジュネーブは国際色豊か。出産準備教室ひとつとっても、参加者がバラエティーに富んでいます。夫婦で参加することが基本ですが、シングルマザーとして参加していた黒人女性は、最近離婚したとか、トルコ人との国際結婚をしたスイス人、パパが50代というカップル、両足を失った車椅子での参加の40代の奥さんとご主人。そしてNさんは日本人同士のカップルでした。

暗い部屋で

赤ちゃんは生まれて1日は、暗い部屋に寝かすようにします。これはまだ目が慣れてないからでしょう。赤ちゃんにやさしい、赤ちゃんの視点にたったケアですね。top


 

オーストリアで赤ちゃん

幸せに過ごす
妊娠中の過ごし方は?とSさんが質問したところ、助産師は、「あなたが幸せに過ごせるように」とすべてにおいてそのような指導だったそうです。そのため、食べられるものを食べればいいと言われ、食事制限などいっさいなかったそうです。

助産師のペア
自宅分娩は一般的ではありません。ほとんどのオーストリア人は病院で赤ちゃんを産んでいます。そのため、どうしても自宅分娩をしたい場合は、普段病院で勤務している助産師がペアになって訪問します。しかし、なかなか引き受けてくれる助産師がいないため、中にはオランダから出張助産師を雇う人もいるそうです。まあ、ヨーロッパだから国境を越えてお産の介助もできるんですよね。

破水をしたら救急車
破水をしてしまったら、救急車で病院へ向かうように指導されます。破水したかどうかわからないことも多いので、救急車に乗れたら、ちょーお得ですかね?

専門医がチェック
生まれた赤ちゃんを細部にわたってチェックするのは各専門医。足の開き具合は整形外科医がチェック、目の検査は眼科医がチェック。生まれてもうすぐ専門医に見てもらえるんですね。top


ボスニアで赤ちゃん

ありきちさんはボスニア人と結婚し、その地で出産されました。詳しくはリンクのありきちさんのサイトへ。

カルテは自己管理

カルテは一枚の紙の裏表に書かれており、ここに産婦人科医が妊婦の記録を手書きで書き加え、最後に医師のスタンプが押されています。このカルテは各自持参するもので、個人で管理するとのことです。

医療費は免除?

麻酔をして手術をしても、麻酔の薬代しか請求されなかったというありきちさん。え?どうして?ここでは顔のつながりが大切なのです。知り合いなのに医療費など請求できないということ。そのため、そのような待遇を受けたときはお酒とお菓子でお礼をするそうです。なんか日本の昔の地方のような温かさがありますね。お産婆さんは大根やお米で報酬を受けていたことを思い出しました。

お産は女の花園

ちょっと日本と似ているかな?ボスニアでは産婦人科の待合室のご主人(男性)はなんとも落ち着かないそうです。それもそのはず、そこは完全なる女性の館。出産の立会いもご主人はオフリミットだそうです。

赤ちゃんにお金の出産祝い

赤ちゃんが生まれるとお祝いに町中の親戚、友人が赤ちゃんのお祝いに駆けつけるそうです。その際に赤ちゃんの枕の下に20マルク札をしのばせるそうです。そしてお祝いのときはつきものの豚肉でご馳走だそうです。どの地においても赤ちゃんの誕生はお祭りですね。top


チェコで赤ちゃん

検診のたびに内診

これには驚きました。たいていヨーロッパは内診が極端に少なかったからです。しかしチェコでもこれは公立病院でのことで、検診のたびに内診を行っていました。しかし、これは流産を引き起こしたりしてよくないということで、私立病院では行っていません。

立ち会うのにお金を払う

夫が立ち会うにしろ、母親、友人が立ち会うにしろ、病院によっては立会い料を1000CKほどとるそうです。病院案内には、立ち会う人にいは飲み物やスナックは出ませんとかかれてました。さらに、夫などの付添い人が病院に泊まる場合、そのチャージが患者さんよりも高いとのこと。

プライバシーなしのお股のチェック

産後、ドクターの回診が大部屋であるときは悲惨です。カーテンがあるにもかかわらず、5人くらいの人たちが順番にオロの具合などを見られるのですが、カーテンは引かれず、周りの人に堂々と見られてしまいます。H さんは個室で本当によかったと離してました。

OVAさんになる

チェコでは出生届などを申請するときに、女性は名字の後に OVA が付きます。そのため、田中さんでしたら、TANAKAOVAさんになるわけですよね。top


ハンガリーで赤ちゃん

ハンガリーは元共産国です。Kさんは日本人で最後の共産国での出産を、そしてFさんは崩壊後、私立病院でのよいお産を経験しました。

消毒された器具

共産党崩壊後は予算がなく、国立病院はまだまだ物資が足りない状況で、使い捨ての器具なども十分揃っていません。尿検査のための採尿する容器も煮沸消毒されたガラスコップを渡されたそうです。

個室はほとんどない

国立病院も私立病院でも個室はほとんどなく、現地の人のほとんどは4〜6人部屋を利用しています。しかし、日本人はせいぜい2人部屋に入っています。

やわらかい悪露用ナプキン

悪露用ナプキンとして支給されたものは、脱脂綿をガーゼで巻いた棒状のものだったそうです。これがやわらかくてFさんはすっかりお気に入りになったそうです。退院のときも紙袋にいっぱい詰めて持たせてくれたそうです。そういえば、日本でもナプキンがなかった頃は脱脂綿にガーゼを巻いていたのでは?

病院スタッフに心づけ

慣習で入院したときは助産婦に心づけをしています。金額においてもKさんは先輩産婦、お手伝いさん、先生にもいろいろと相談して金額を聞いておいたそうです。

「お世話になるナースや新生児室のナースには小額の心づけを毎日渡していたのですが、けっこうこれがたいへんでした。ナースは1日2〜3交代でくるくるかわるので、わたしそびれないように入院前にたくさんの封筒にいれたものを用意しておき、渡しました。検診の時も毎回1000円くらいの袖の下を渡してました。けれども中には受け取らない人もいました。」top


ベラルーシで赤ちゃん

辰巳 雅子さんとの出会いは「近視のため帝王切開を勧められたが、これは医学的根拠のあることなのか?」という質問からであった。世界のお産をかなり調査している私ですらそのようなことは聞いたことがなかったのでさっそく世界の産婦人科医に問い合わせて回答を求めた。まあ、そんなふうに彼女のベラルーシでの妊娠生活がスタートしたのだ。その後、切迫早産で入院を経験し、驚きの連続。無事生まれたのもベラルーシ人のご主人との愛情がここでのお産を可能にさせたのだと思わせる愛の物語を語ってくれました。(HPはリンク参照)

強度な近視の人は帝王切開?

結局いきむと眼圧に高くなるため失明する恐れがあるので帝王切開になるとのことのベラルーシのドクターの説明でした。しかし当然日本ではそのような理由で帝王切開が即決まるわけでもなく、さらに帝王切開に対してもTさんは全身麻酔を避けたかったため出産当日まではたいへん不安でした。

パパは退院後でないと赤ちゃんに会えない

アメリカでは夫立会いが当たり前。日本でも生まれたらすぐパパは赤ちゃんとご対面。そんな当たり前に思えることがベラルーシではバツ。結局パパが赤ちゃんに会えるのは退院当日。しかもママへの面会も窓越し。パパは外からママコールをし、差し入れは受付のおばさんを通し、双眼鏡を持って窓越しの赤ちゃんを遠くから見るそうです。

母子同室で母乳を奨励しています(写真:ベラルーシの部屋より)

子宮回復に氷枕

韓国では子宮回復のために温めるといいます。アジアの多くの国でも温めます。しかしベラルーシでは氷枕をおなかに直接あてて子宮の回復に努めるそうです。確かに日本を含める他の国でも冷やすところがあります。しかし氷枕はちょっと冷たそう。

すべて持参の入院生活

入院を二度も経験してしまった辰巳さん。スプーンもフォークも出ない、コップは持参。飲み水は持参。便座のないトイレ。それでもベラルーシの妊婦さんはおおらかで彼女達との出会いはベラルーシ人を垣間見るようでとても励まされたそうです。top


 

ギリシャで赤ちゃん

妊婦は葬式に出ない
妊娠中は葬式に出てはいけないといわれています。その理由として、死体をみてショックを受けるかもしれないからということのようです。ショックのあまり、おなかの赤ちゃんに影響を与えてはいけないという配慮かもしれません。

妊婦とたばこ
妊娠しているのに、周りの人が平気でたばこを吸っていたりすると、その無神経さに頭にくるとヨーロッパで妊娠する日本人女性はよく訴えています。ここギリシャでも他人はおろか、なんと妊婦まで平気でたばこを吸っている人もいるとのことです。まだなかなかたばこの弊害について伝わっていないようです。

子どもの名前は祖父母の名前
赤ちゃんの名前は祖父母の名前をとるという習慣があります。そのため、第一子は、父方から、第二子はたいてい母方からもらうそうです。

魔よけ
赤ちゃんには悪い霊がつかないように、青い目の魔よけをつけます。これによって、この目が赤ちゃんを守ってくれるのでしょう。top


 

アメリカで赤ちゃん

妊娠中から薬づけ

子どもの頃からビタミン剤を飲むなどアメリカ人は薬を飲むことにあまり抵抗を感じていません。そのため、妊娠中もなかなか普通の食事ではとれない栄養素を薬によって補います。しかし、かえって疲れず快適だったという印象を語っている人がおおぜいいます。

入院はたったの2泊

二泊というのはほとんどの医療保険が二泊まではカバーするからです。しかも、無痛分娩で出産される方が多いので、回復も早いといえます。入院中から大きなステーキが出るので、元気もりもりになるのでしょう。

入院中にカメラマン登場

生まれた赤ちゃんをカメラマンがとりにきます。その写真を買う、買わないは自由ですが、最初の赤ちゃんの写真としてそれを赤ちゃんが生まれましたという通知のカードに添える人もいます。今ではデジカメで撮って、病院のホームページの「今日の赤ちゃん」に載せることもあります。

カーシートは必需品

退院するときに必ず必要なのは、カーシート。赤ちゃんの安全を考えて、カーシートがなかったら退院させてくれません。top


カナダで赤ちゃん

ホームドクターが産婦人科医?

カナダではかかりつけ医、つまりホームドクターが妊婦検診を行ないます。何か異常がない限りはこのドクターにかかり、お産の時は病院の産婦人科医が担当します。オンタリオ州ではホームドクターが妊娠6ヶ月までを診て、その後産婦人科医に引き渡されます。州によってはホームドクターが赤ちゃんをとりあげるところもあります。

妊娠、出産費用は保険でカバー

医療保険はとてもよく整っていて、妊娠中から産後まで診察代、検査代、麻酔代、さらには必要に応じて、産後の理学療法、カイロプラクティックに至るまで保険がすべてカバーします。ただし、総合病院で出産することが前提です。そのため、助産師によるお産の場合は自費となります。

臨月寸前まで運転

寒いカナダですので、どうしても車中心の生活となります。そのため、冬の間、妊婦が凍りついた歩道を歩くという心配はめったになく、車での移動となります。結果、臨月寸前まで妊婦さんは運転をしています。

国籍がとれる

カナダでは生地主義をとっているため当地で生まれたこどもはカナダ国籍を得ることができます。生まれたというだけでその国の国籍がとれる国はとても少ないため、とても貴重な財産となるでしょうtop


アメリカでの家庭分娩

日本でもまだまだ家庭分娩(home birth)は1%程度だといいます。ではアメリカはもっと高いのかと言うと無痛分娩が一般的なアメリカでは低いです。そのような状況の元、日本人もアメリカにおいて家庭分娩にチャレンジし、そのよさを伝えてきています。あまり知られていないので今月はアメリカでの家庭分娩をいくつかの体験談をまとめてお伝えします。

家庭での検診

検診の間隔はだいたい病院で産む予定の方と変わりませんが、大きく違う点は、産前、産後も助産婦さんが2人一組になって妊婦の家まで検診に出向いてくれるという点です。

「30分から1時間ほど、体調や心理状態を見てくれて、尿検査、心音を調べる等をしました。毎回超音波をしていた日本の病院では映像を見るのが楽しみだったのですが、ここの助産婦さんたちは、おなかに話しかけながら、赤ちゃんの様子を触診で調べるんですね。毎回、助産婦さんのうち一人がおなかを触った後、もう一人が触るときには、「不愉快ではないか、触ってもいいか」と許可を求めてくれる、すごい心遣いでした。毎週、友達の訪問のように楽しみでした。わざわざ病院に出向いて待たされて、というのがないのも大変らくちんでした。」

「産後は1週間は毎日、そのあとは週1回6週間まで、助産婦さんが訪問してくれました。病院で産んでも2日で退院させられるのでそれならはじめからうちでもおなじか、と、あまり深く考えませんでした。」

万が一の体制は?

おそらく家庭分娩に踏み込めない多くの方々の疑問は万が一異常事態が発生した場合にどのような対処が施されているのかということだと思います。しかし病院との連携はきちんと行なわれていて、万が一の時はすぐ病院へ搬送されます。しかしできる限りのことは助産婦さんが対応しようとしますので、酸素吸入ボンベを始めとする医療機器を運んできます。日本の助産婦さんよりも医療行為が行なえる範囲が広いのも特徴です。しかしすべての州で助産婦による家庭分娩が許可されているわけではありません。

より自然なお産

「陣痛が始まると、自室の窓に布をかけて、部屋を薄暗くしました。枕をいっぱい用意して、しがみついていきみを逃していました。10分間隔になる前だと思いますが、シャワーを浴びておきました。間隔が5分くらいになった頃、友達がお花を持ってきてくれて、彼女達も立ち会うつもりで集まってくれました。初めはベッドの上で枕を山のようにいっぱい抱えていたのですが、途中からトイレに移動。便器に座ると楽だよ、ときいたので。どちらでも、狭くて暗いところを異様に求めていたように思います。「巣」が欲しかったんだと思います。「自分が動物のように感じる」と陣痛の合間にみんなに言ったことをはっきり思い出します。いつからいきんでいいのかわからなくて、助産婦さんにきくと、あなたがいいと思ったらいいのよ、ということで、もう若さと体力に任せて?がんがんいきんでしまいました。しばらくして、あれ、軽くなったぞ、っとちょっと足を持ち上げて便器をのぞくような格好をすると、赤ちゃんの頭! 頭が見えたので、とりあえず床に下りると、するする足も出てきて、あっという間。へその緒が絡んでいないか調べる余裕もなかったようです。へその緒はすぐに切られて、ブランケットに赤ちゃん包んですぐに抱かせてもらいました。胎盤を出すのに効果があるから、とおっぱいも、すぐに。あかちゃんがこんなにちっちゃいなんて、かわいい!と、感激。」

費用の面は?

アメリカでの医療費はたいへん高額であるということで有名ですが、家庭分娩の場合は医師を介していないので、比較的安く済みます。私の友人助産婦は16万円とのことでした。しかし保険が適用しない(保険ですと全額カバーする場合もあります。)ので、費用面での判断はむずかしいところです。top


グアムで赤ちゃん

グアムは日本から4時間、しかもそこはアメリカ。それなのに案外グアムでお産をした人はとてもめずらし〜〜〜い分野に入るのです。そうです。まだあまりいないのです。それだけに貴重なお話でした。

万事がのんびり

お国柄とはよくいったもので、本当にお産もシステムもその国の特徴が表れる所です。病院でも予約があっても1、2時間待たされるのは当たり前。カルテも準備されていなかったり、毎回同じことを聞かれたり。ちょっと不安になってしまいますね。

「こういうことって、思った通り口にしてしまっていいことなのでしょうか。例えば、カルテの件などにしても“前回こうだったから、今回は用意しておいて欲しい”とか、伝えないでずっとこの調子なのは嫌だし、言って印象を悪くしてしまうのも嫌だし、と悩んでしまいます。でも、こうやって悩んだり、不便な思いをしたりしながら成長するんだ!って思いながらがんばりました。」

台風がきたら最悪

台風の季節に当ると昔は停電、断水などでたいへんでした。そのため妊婦さんでお産が近い人は病院へ待機したそうです。もちろん病院は自家発電ですし水の供給もありますので大丈夫です。しかし病院が、つまりお産ができる病院はひとつくらいしかないので、そこはいつも台風の季節、いっぱいになるそうです。

「私も、台風の多い十月に出産予定でしたが、気を取られることが他にいっぱいありすぎて、台風のことなどまったく気にもせずにいました。その結果、大型の台風がやってきて、雨の降り出しと共に陣痛が強くなり、台風警報1で入院。その上、いざ分娩台でいきもうとした時、停電になり、自家発電の中、台風の気圧変化に助けられてのあっと言う間の出産でした。」

病院はひとつしかない

グアムは小さな島です。出産設備があるところはグアム メモリアル ホスピタル(グアム政府管轄)と言う大きな病院だけです。しかし定期検診に通う病院は別にあります。セブンスデイ クリニックと言う総合病院でここは日本人の間でも人気があるようです。しかしひとつしかないため、いつも混んでいるのが問題だそうです。

チャイルドシートがないと退院できない

退院するときに忘れてはならないのがチャイルドシートです。これがないと絶対に退院許可が下りません。アメリカ全土同じ決まりです。国籍目的でいらしゃる方は特に現地でこのチャイルドシートをめぐって島内を走りまわる羽目にならないように準備をして置きましょう。それだけアメリカはこどもの命を大切に思っているのです。生まれたばかりの命です。本当に守ってあげてください。top


パナマで赤ちゃん

パナマはパナマ運河で名が知られているところですが、ご存知ですか?今月は現地で第二子を出産されたYさんにインタビューをしました。彼女のたいへんだった話しを聞き、ときどき涙ぐむ姿を前に、母は海外で強くなるとつくづく感じました。いつもふたこと目には「本当に強くなりますよね。」とその当時を振りかえる彼女に本当に「ごくろうさん、よくやりましたね。」と抱きしめてあげたい気持ちでいっぱいでインタビューをあとにしました。1998年誕生

何がたいへんって生活!

出産もさることながら、私が印象に残ったのはやはり新生児との生活でした。パナマは暑い国です。年間を通じて35度くらいです。そのようなところで赤ちゃんはあせもにならないため一日に2、3回はお風呂に入れるそうです。

「とにかく、どうやってこのぐにゃぐにゃの赤ちゃんをお風呂に入れたらいいのか分からなかったんです。汗はすごくかきますからどうしてもお風呂には入れないといけません。買ったベビーバスは台所のシンクにはまらない。バスタブは大きすぎる。そこでシャワー室の床にベビーバスをおいてそこでお風呂。そして水道の蛇口をひねればなんと緑色のこけの入ったような水!こんな水で新生児を入浴できない!かといって1日3回ともミネラルウォーターではさいふに火が出る。そんなわけでシャワーにして上がり湯にミネラルウォーターを使いました。しかしもっと困ったことは度重なる停電でした。停電なんてしょっちゅうなんです。そして選挙のときなどは特に増える暴動。赤ちゃんのなにかがないといっても、外出できないんです。だから食料も赤ちゃんのものもかなりストックしておかなくてはなりませんでした。」

病院での食事

病院で出される食事は西洋食かパナマ食かの選択です。西洋食は出産翌日からもうステーキが出るくらいだそうですが、パナマ料理は豆料理が中心で、産後の食べ物として特徴的なものは毎食ミルク粥だそうです。Yさんはこれだけは食べられなかったそうです。しかし病院食といえでもとても家庭的な味、家庭料理だったそうです。しかし彼女が今でもなつかしむのがお産のあと、日本人の友人が差し入れとして持ってきてくれたお赤飯の味だったそうです。海外ではこのようなちょっとした心遣いが何よりも温かいのですよね。

廊下に花、ドアにはリボン

出産をするとお祝いにたくさんのお花が届きます。夜、お花は病室にはよくないということで廊下に出しています。しかしここパナマでは日中でもお部屋からあふれ出たお花が廊下をかざっていました。さらに風船やら、置物の飾り物まで廊下にあふれていました。おもしろかったのは病室のドアを大きなリボンでかざったり、ドア自身にデコレーションをほどこしていることでした。

ミドルネームがつく

パナマでもこどもにミドルネームを与えることができます。しかもパナマ人の名前の付け方はちょっとやそっとのものではありません。代々の名字を長々と入れて、ルーツがわかるようにします。それを見習ってでしょうか、Yさんのご主人もその場でミドルネームを考え付かなくてはならなくて、奥様と相談する間もなく、「じゃ、こちらのやり方で、妻の旧姓を!」と奥様の旧姓を赤ちゃんのミドルネームにつけたそうです。彼女いわく、「ねえ、アズサ、ウチダ、イワサキ なんてあまりかっこよくないですよね。」と嘆いていました。海外で出産される方、ミドルネームをつける国はかなりありますので、赤ちゃんが生まれる前に滞在国の思い出となるような名前を用意しておきましょう。top


メキシコで赤ちゃん

メキシコにはお産にまつわるいい伝えがそれはそれはたくさんあります。それらも含めて、メキシコでの日本人のお産についてお伝えします。

帝王切開は有名

日本人のほとんどはプライベートのクリニックでドクターに検診をしてもらい、その後分娩は外国人の多い総合病院で行なっています。しかし、プライベートのクリニックにかかるメキシコ人のお金持ちのほとんどは帝王切開で、そのことで不安に思う日本人も多いと聞いていました。しかし実際には自然分娩がよいという希望を伝えてあれば、ほとんどの日本人は自然分娩でしたので、安心してください。

妊娠中の掟?

妊娠中の掟といいますか、とにかくやっていいこと、いけないルールなどがたくさんあるメキシコです。メキシコでは妊娠中は死にまつわることをいっさいしてはいけないといいます。それはお葬式に出てはいけない、しいてはお墓へいくことも禁じられています。

おおらかな検診

冬場、厚手のセーターを着ていても、しっかりと靴を履いていても、そのまま体重計に乗るようにいわれます。つまりこちらではまず人前で靴を脱ぐということがあまりないので、体重計に乗るときも靴のままなのです。結局前回も同じように体重測定をしていれば、どのくらい増えたかの差はしっかりわかるのだからよいとのことです。いやいや、おおらかです。

熱いの寒いのだめ

とにかく冷たいこと、熱いことを避けるようにといいます。要するにぬるま湯あたりがよいとのこと。そのため、妊娠中は熱いお風呂と冷たいお風呂がだめで、ぬるま湯のお風呂に入るように勧められます。これは冷たい水は骨や関節に影響をおよぼし、骨盤は固まってしまい、これは難産を引き起こすと信じられています。さらに妊婦は熱の持ったものに近寄るなと言われ、これは胎盤が焼けてしまうからとか赤ちゃんが熱によっていらだつからだそうです。top


プエルトリコで赤ちゃん

妊娠9ヶ月でプエルトリコに入国したRさん。まず産婦人科を見つけるのに一苦労。けれどもRさんの持ち前のなんとかなるさでなんと初めて訪れた産婦人科医によってその日に帝王切開。

夫は立ち会えない

地方の方では夫の立会い出産は認められていません。陣痛室にも夫や家族は入れません。そのため、出産後は窓越しに1日2回しか赤ちゃんがみられません。どうやら以前赤ちゃんの誘拐があったためとか。けどちょっとさみしかったRさんのご主人。

スペイン語がわからない

Rさんはプエルトリコに着いたばかりでスペイン語がわからなかったことが一番つらかったとのこと。ナースコールを教えてもスペイン語での返事。なんと言ってよいかわからず無言でいたらかえって叱られたとか。のどが乾いて何か飲みたくてもそれすら言えずつらかったとのこと。

あっという間の退院

通常普通分娩ですと2日で退院、帝王切開でも3日とものすごく短いです。Rさんの赤ちゃんは粉ミルクを受け付けずなんと点滴をしたそうです。けれども豆乳は飲めて一安心。けれども新生児に点滴はなんとも痛々しい、つらかったことでしょう。

名前で混乱

プエルトリコでは夫婦別姓です。そのため、女性はファーストネーム・父の旧姓・母の旧姓とつくそうです。しかし日本の戸籍では夫の名字になったRさん。子どもの名前をつけるときに大問題。プエルトリコの法律ではファーストネーム・父の旧姓・母の旧姓となりますが、それでは困るということでなんとかご主人の名字をラストネームにしてもらったそうです。

またプエルトリコはアメリカの領土のようなものであるため、SSN(社会保障番号)をもらえます。これは便利なはず。よかったねラウくん!top


サイパンで赤ちゃん

今月は二人の女の子をサイパンの地で出産された I さんにインタビューをしました。

アメリカ国籍が得られるが・・・

サイパンはアメリカの領土といういことで現地で生まれるとアメリカ国籍が得られます。しかしそれを目的に渡航される人たちの入国を防ぐためにノンビザですと1ヶ月しか許可がでないそうです。また同じアメリカといえども、サイパンはまだまだ発展途上国です。分娩室で堂々とスタッフが食事をしていたり、シーツには血の染みが落ちていなかったり、とにかくテキトウ〜〜がモットーの土地柄だとのことです。

病院は病院とはいえない

出産する病院は島にたった一つしかない Commonwealth Health Center というところで、そこは hospital という名前すらついていない、Health Center というところです。現地の人は保険にカバーされていないことや単に面倒、あるいは子沢山でもう5人目というようなこともあったりで病院への検診は初診と陣痛が始まってから訪れるという程度だそうです。

お産は自然

医療の介入はよほどの異常が見られない限り行われていません。それはかえって医療の介入によって問題が起こりうるからだそうです。そのため、無痛分娩もあまりポピュラーではありません。チャモロという現地の人たちは曙力士のような大きな図体の人が多いのですが、案外未熟児が多く生まれているようです。そのため、I さんがからだの割りに大きな赤ちゃんを産んだときは疑問に思われたようです。

子宮回復におなかをもむ

産後は子宮を収縮させるためにおなかを押すようにもむように勧められたそうです。そして1ヶ月検診では避妊の相談があったそうですが、コンドームをおみやげにどっさりとくれたそうです。top


ジャマイカで赤ちゃん

みんなでお産

ジャマイカでの陣痛室の様子を聞いたとき、私は目からうろこでした。私は以前からお産は家族のもの、夫と二人で向かえるものと思っていました。だから陣痛室もきちんと個室でプライバシーのあるところがいいと思っていました。しかし、ジャマイカの陣痛室では、夫も家族も立ち入り禁止。そこは女性だけの世界でなんと陣痛の間、妊婦たちがお互いに手をとりあって励ましあいながら陣痛を乗り越えるのです。経産婦は初産婦にお産の流れを伝授しながら自分の陣痛体験を披露しながら指導してるのです。

分娩台に自分でのぼる

いよいよ生まれるとわかると隣りの分娩室へ自分で歩いて、自分で分娩台にのります。そこはカーテンでこそ区切られていますが、大きな分娩室で同時に何人もの出産光景がくりひろげられるときもあり、そうなると今まで陣痛室で一体となっていた彼女たちがさらに分娩室でもお互いに励ましあうのです。

回復室もみんなでいっしょ

回復室も一人ということはありません。生まれたもの同士みんなそこに集まって母乳の飲ませ方の実践。母乳の飲ませ方も先輩ママが新米ママに教える姿が見られます。

胎盤は土に埋めて

助産婦は 「ナナ」と呼ばれ、昔、そしていなかでは胎盤とへその緒を結んでまず大事に保管します。そして3日後に今度は土に埋め、その飢えに記念樹を植えます。これを「へその緒の木」というそうです。 母親は濡れると死ぬと言われているので、雨にぬれないように大事に保護されます。母子共に9日間は外出しません。top


ハワイで赤ちゃん

今月は saita でもハワイでのお産が取り上げられましたので、この体験談のページにもハワイでお産をした方からのインタビュー情報を載せます。いや、それにしても日本とハワイとはもう切っても切れないような身近な存在のように思います。今日会った友人もハワイから来た宣教師、友達から電話がかかってきて彼女はハワイへ行ってきたというし、ラジオではハワイでの生DJの放送が日本に届くし、まさにハワイは日本国、ハワイ県のような。と身近なハワイなのですが、それでもしょせん外国、海外、偉大なるアメリカ、お産事情もぜんぜん違います。

(さらに詳しくハワイでの国籍取得目的のお産については、小冊子をご覧ください。お申し込みはメールにてどうぞ)

あえて海外出産組 

 あえて海外で出産する人が多いのはハワイでしょう。いままで日本を臨月近くになって発ち、海外であえて出産する人はいくぶんいました。その人達の理由は国際結婚をしてご主人の国アメリカで、両親がアメリカに現在滞在中のため実家に帰る感覚でアメリカで、南米の途上国に滞在中の為衛生面でも設備の面でも医療の面でも安心できるアメリカで、夫がアメリカに留学中なので夫のもとで産む為にアメリカで、こどもをいずれアメリカ人の元へ養子に出すためアメリカでというまあ、なりゆきかな、そういう状況だからかなと納得するものがたいはんでした。しかし最近になってアメリカの国籍が取得できるから、将来永住する予定だから、ハワイが好きだから、気候がいいから、バカンスもかねて、海外出産ってかっこいいから、水中出産が出きるって聞いたから、無痛分娩で産めるから、こどもが二重国籍がもらえるから、ミドルネームももらえるからなどの理由からあえて一番近く、馴染みのある、ハワイで出産をしようという人が出てきました。しかしそのような人ばかりでなくもちろん現地で3ヶ月以上の長期滞在で現地でたまたま出産される方もいますので、今回はその方々からのインタビューをもとにハワイでのお産をお届けします。

大きなおなかで堂々とビキニ

 常夏の国での妊娠中ですから、過ごしやすいといえば過ごしやすいでしょう。私がインタビューをした人たちは仕事をしている方も多く、かなりおなかが大きくなるまでは働いていらっしゃいました。しかし時間的に余裕のある方はビーチに横たわり、お産の本などを読みながら赤ちゃんを迎えるのを待っていました。また驚いたことにハワイではおなかが大きくても堂々とビキニを着てビーチやプールサイドに横たわる妊婦にお目にかかれます。

また運動といっても暑いところを日中歩く事はできませんので、せいぜい夜になってからのビーチの散歩、あるいは日中でしたら大きなモールをウィンドウショッピングをしながらはしからはしまで歩いて運動としているようです。モールの中はすずしいですし、本屋さんなどではすわって本を読めるコーナーなどを設けているところもありますので、そのようなところに通ったという人もいました。

へその緒と胎盤のドナー

 入院手続きをするときにいっしょに提出する大切な用紙があります。ここには住所、氏名、支払い責任者名と職業、保険に関するデータや出産予定日、血液型などが記入されています。さらに輸血のこと、胎盤と臍の緒の寄付の登録を提出します。これはハワイに限った事ではないのですが、臍の緒と胎盤を寄付しないかとドクターの方がから説明があります。くわしいことはわかりませんが、胎盤や臍の緒を用いて、白血病や骨髄移植の人のためにまたは研究のために使われる血液を臍の緒から取ると言うことのようです。他に私が聞いたところでは病気を治す成分がとられるようです。これも出産前に聞かれますので、書類を用意しておきます。妊娠状況や夫婦と家族の病歴などの質問項目など多岐に渡りあり、最後は産婦人科のドクターの署名も入ります。しかしこの登録は郵送で済みますので楽です。このようにアメリカではきちんと普通捨てられる臓器でもきちんと患者さんの承諾を得て了解の上で研究に使われることは納得がいきます。おそらく日本では特に聞かずに胎盤などを研究機関に回しているのでしょうか?

ハワイアンジュエリー

 アメリカでは赤ちゃんが生まれるとお祝いに銀製品をプレゼントする傾向があります。これは初めてのスプーンとフォークであったり、ベビーリングであったり、ベビーブレスレットであったりします。ハワイでもそのような銀製品をプレゼントしていますが、他にもハワイならではというハワイアンジュエリーが送られます。このジュエリーに赤ちゃんの名前を彫って送るそうです。すてきなよい思い出ができそうですね。top


バハマで赤ちゃん

バハマはアメリカのフロリダのちょっと沖に位置します。首都はナッソー。観光では有名なところで、海がたいへんきれいです。アメリカに住む日本人も多くそこのリゾートを訪れています。しかし医療面ではまだまだ途上にあるバハマ。Yさんは現地の人と同じようにお産をし、その経験を話してくれました。

産婦人科医に見てもらえるのはラッキー

日本では助産婦なり産婦人科医などお産の専門家に見てもらうのが当たり前と受け止めがちですが、バハマでは産婦人科専門医に見てもらえる人は裕福な人のみ。一般の人は診療所で医療スタッフに見てもらいます。しかし初診から産後までいっさい無料。

検尿カップは共有

南国では細かいところに気遣わず、おおらかでいいと言いますが、検尿カップも回して使っているそうです。少ししか流れない水道水で使用した検尿カップを洗い、次の人のために置いておくそうです。さらに水が流れないトイレ、トイレのドアは閉まらない。最初からかなりのショックを受けたYさんでした。

シャワーはほぼ強制

産後のシャワーはほぼ強制的に浴びるように言われます。バハマでは頻繁にシャワーを浴びる習慣があるためといえます。ただし、バハマの女性は、髪の毛をきれいに丁寧に細かく編んでいますので、髪の毛を洗う習慣はなく、洗っても美容院でせいぜい2週間に1度しか洗いません。確かに一編み2ドルとなれば、そうしょっちゅう洗えるものではないかもしれませんね。

出生届は有料

バハマ人は未婚で何人もの男性の間で子どもを産む人が多くいて、事実婚もたいへん多いため、赤ちゃんの誕生によって出生届を出すときに初めて認知してもらって結婚することもあるので、その場合は出生届も有料となります。もちろんすでに結婚している場合は無料で登録できます。top


ニカラグアで赤ちゃん

ニカラグアで2人目を出産されたUさん。しかし意外なことに先進国並みのお産を経験できたようでした。

チョイスはなし
日本人がかかることができる病院は1つとのこと。チョイスはないそうです。つまり外国人としての待遇を望めるところはそこしかないとのこと。となると日本にいる皆様はあまりのチョイスの多さで迷えるのは幸せなほうかもしれませんね。

帝王切開の不安
周りからは帝王切開が多いと聞いていたUさん。とても不安だったそうです。しかし予定日より早く生まれ、すんなりと自然分娩で産むことができたそうです。帝王切開率が高い国は中南米に多いようですが、場合によってはとり越し苦労ということもありますね。

無国籍料理
どのような食事が病院ででましたか?という質問に対しては、なにがなんだかわからないような無国籍料理でしたとの回答でした。外国人を受け入れる病院の多くは現地の料理を基本にした西洋料理が一般的のようです。

ピアスは?
ニカラグアの女の子の赤ちゃんはみんなピアスをしているそうです。そのため、Uさん宅ではピアスを子どもにしてなかったため、会う人は皆口を揃えて「どうしてしてないの?」と聞いてきたそうです。top


グアテマラで赤ちゃん

赤ちゃんは宙吊り?
よく昔は生まれた赤ちゃんを逆さにして足首のところをもって背中をたたいたりしてうぶ声を上げるのを待ちましたが、グアテマラでは生まれたらすぐ赤ちゃんを宙吊りにして羊水を出すそうです。ほとんどの国ではチューブで吸引をします。

産後のナプキン
産後のナプキンの代わりにグアテマラでは老人用の紙おむつを利用するそうです。まあ、大きいことに越したことはないという考えなのでしょう。

一生グアテマラの国籍
グアテマラは生地主義をとっています。つまりその国で生まれたすべての子どもに国籍が与えられます。しかしグアテマラの国籍はなかなかくせもので一度得ると一生国籍から抜けられないそうです。

出生証明書が有料
ほとんどの国で病院が発行する出生証明書は無料であるのに対して、グアテマラは有料です。


中国で赤ちゃん

中国でのお産は外国人(日本人)と現地の人とではかなり医療の格差があります。ほぼそれは赤ちゃんの生死が決まるほどです。ここでは現地の人と同じ待遇で出産された日本人の方々からのお話を載せます。そのため、外国人待遇はまったく違うことを念頭にいれておいてください。

出産とは男の子誕生を意味する

中国では出産といえば主に男の子が生まれることを意味するほどです。そのため、男の子が生まれるようにたくさんのひまわりの種やすいかの種などの種ものを食べます。また餃子(男の子と出会う)とナツメ(早く生まれる)、ピーナッツ(子どもを順調に産み落とす)を妊娠中あるいは妊娠前に食べる習慣があります。

プライバシーがない

超音波を見ていても、次の人がいっしょに自分の赤ちゃんの映像を見ているような状況だそうです。順番を無視した患者は医者の机を取り囲むように待っているそうです。内診をしているところも丸見えとのこと。プライバシーは望めないとのこと。

産婦人科医はすべて女医さん、男性禁止

中国人医師で産婦人科医はすべて女医さんです。男子禁制が徹底しています。せっかく中国語のわかるご主人を付き添ってもらおうと思っても、陣痛室も分娩室も男性は立ち入り禁止となっています。ある病院では陣痛室にカメラが設置され、そこで画面越しに妻と電話で会話。理由を聞いたところ、あるとき感情的な中国人男性は妻の苦しむ姿をみかねて医師になぐりかかったことがあるからだそうです。中国人男性は妻思いであるのに、本当に残念です。

またある病院の分娩室はガラス張りで分娩の様子は丸見え。ご主人も日本から来たお母さんもすべてを見てたとのことですが、「見世物じゃない〜!」と本人。分娩台は床屋さんのように十数台ずらっと並んでいるところもあります。すごい光景!

帝王切開

帝王切開の場合はたいていたてに切るようです。また帝王切開の際は硬膜外麻酔であるにもかかわらず、両手を手術台にしばらることが習慣となっているようです。そして会陰切開においては縫合をしないケースが多く、ドクターの意見は、自然に治るからとのこと。top


香港で赤ちゃん

はさみを持つな、引越しはだめ

香港における妊娠中の言い伝えはたくさんあります。口蓋裂の子どもが生まれるからはさみを持ってはいけない、顔にしみのある子どもが生まれるからペンキを塗ってはいけない、色の白い子どもを産むには白い色の飲み物を飲むとよい、引越しはしてはいけない、家具も動かしてはいけないなどなど。さらには、おあなかが前にせり出していたら男の子、横だったら女の子ともいわれています。

タクシーを確保

お産が近づいて一番心配なのは病院までの交通手段といいます。香港では、タクシーが便りです。そのためにも自宅まで来てくれるタクシー会社をいくつか調べておく必要があります。特に昼、夕食時、深夜はタクシーがつかまりにくいので、その時期に陣痛がきたらどうしようというのが悩みの種とのことです。

出生時間にいつわり

「風水」を大切にする香港人は、赤ちゃんの誕生に対しても、風水師に相談します。若い人はあまりこだわりませんが、おじいちゃん、おばあちゃんは真剣です。風水師は、両親の生まれた時間をもとに子どもにとって一番よい誕生時間を決めます。これによってその赤ちゃんの人生が変わるというのですから、実際の出生時間と多少違っても、風水師の決めた時間を登録するそうです。

産後は髪の毛も洗えない

産後1ヶ月は坐月といわれ、産婦は家から出られません。その間は回復期としてとても大切にされますが、髪の毛も洗ってはいけないといわれ、冷たい水にも触れてはいけないというほどです。top


韓国で赤ちゃん

7月には母子衛生研究会の依頼で韓国へ母子保健事情について視察にまいりました。プサン、ソウルと訪れ、現地の分娩施設、インターナショナル・クリニックなどを視察し、産婦人科医、助産婦、看護婦、小児科医とヒアリングを行いました。さらにプサンでは現地で生活する日本人の方々からも出産体験談をお聞きすることができました。何よりもの収穫は韓国人から直接お話を聞く事ができたことでした。

生まれた日は運命を決める

もっとも驚いた点は赤ちゃんの生まれる日を占い師によって決めてもらうとことでした。それゆえに帝王切開を選ぶと言うことでした。日本では正当な理由がないかぎり、帝王切開は許可されません。しかし韓国ではそのような理由が無くても帝王切開が行えるという事でした。そのため帝王切開率がなんと45%にものぼるのです。この産まれる日は両親の生年月日を掛け合せて決めるようですが、いやなんというか、これもところ変わればなのでしょうか。

「韓国人は産まれた日をとても大切にします。運命を決めると言うくらい重みがあるのです。そのため計画分娩の帝王切開は受け入れられています。」 (K さん)

夫立会いは一般的でない

韓国ではまだ夫立会いは一般的ではありません。その理由は現地の病院を訪れてみて初めて理解できました。病院で診察の順番を待つ妊婦さんに夫立会いについてどう思うかをインタビューしました。

「病院によってはラマーズ法を夫婦で講習を受けた人のみに夫立会いを許可している所もあります。けれどもこの病院ではできないとのことでした。もちろん、私も夫に陣痛で苦しんでいる時も、そばにいて手を握っていてほしいと思います。また赤ちゃんが産まれる時もいっしょにいてほしいと思います。そういう気持ちはありますけれども、ここではできません。」 (F さん)

ある病院では大部屋に7人くらいはいたでしょうか。ベッドとベッドの間も仕切りのカーテンはあるものの顔の部分しか引いていませんでした。もう陣痛室に入ったらそこは女の世界という印象を受けました。このような環境でご主人が付き添うのは実質的に無理だと判断しました。そのため、夫立会いが可能な環境はスペース的にゆとりがあるか、あるいは個室の場合に限りの贅沢、幸せものなのかもしれません。

産後はオンドルで

これこそ韓国の特徴だと言うものを発見して大喜びでした。それは病院の一室にあるオンドル部屋でした。韓国では冬にオンドルという暖房設備を用いています。現在は床暖房に変わりましたが、昔は床下に温かい煙を流して家を底から温めました。病院のオンドル部屋は和風建築で石の上には竹で編んだござが引かれ、また竹で編んだ10センチほどの固い枕に頭を乗せて産後のからだを温めていました。なんとそこに寝ている産婦さんは携帯でおしゃべり中でした。おもしろい!

赤ちゃんに金を送る

赤ちゃんに金製品を送る国はけっこうあります。韓国も同じでした。1年目の赤ちゃんのお祝いの日には親戚中の人が赤ちゃんに金の指輪を贈ります。この指輪がかわいい3.75Kの小さな指輪なのです。これを指一杯にはめて写真をぱちり。親はこれを現金に変えて子どもの将来のために貯金したり、いつでも困った時に現金に変えられるように大切にとっておきます。top


シンガポールで赤ちゃん

私がシンガポールで出産したのはなんともう12年前。そして先日、同じ地においてH.A. さんが男の子を出産されました。H.A. さんは一回目をタイで、二回目の双子ちゃんを日本でそして今回三回目をシンガポールで出産経験した4人の男の子のママです。ああ、将来が楽しみ!!

日本語サービスが充実

シンガポールの日本人学校は世界で一番生徒数が多いというほどのマンモス校。当然それだけ日本人が多いわけですからお産の面でも日本語での出産準備教室、母乳サポート、病院でのヘルプデスク、日本人の産婦人科医(女医さん)、育児相談室などサポートが充実しています。

赤ちゃんも早めに成熟?

赤道直下のシンガポールは常夏の国。植物の生育も早いけれども赤ちゃんの生育もちょっと早いようです。予定日より遅れるという例よりも予定日より1週間早かったというケースがものすごく多いように思えます。暑いので寝ていると汗びっしょりになりますから薄着で快適に。

病院での食事は国際色豊か

もともとシンガポールはさまざまな国の人たちから成るコズモポリタンな国です。そのため、それが病院の食事にも現れています。前日にメニューを見て、3食分を選ぶようになっているのですが、チャイニーズ、ウエスタン、マレー、インド、チャイニーズベジタリアン、インド風ベジタリアン、あと産後用の特別食(鶏肉やしょうがをたくさん用いた料理)が2種類ぐらいありチョイスの盛りだくさんなこと!H. A. さんは毎回違うものを頼んでみて、どれもおいしかったようです。1日に3回、お茶の時間があり、紅茶・コーヒー・ミロの中から選んぶのですが、この当たりはイギリスの影響ですね。

家事はメードに任せる

この地において、彼女達助っ人を利用せずにはいられない。そうです。メードさんの存在はとても大きいです。彼女達は掃除、洗濯、ご飯作り、上の子どもの世話、アイロンかけ、トイレ掃除など引き受けてくれます。これでママは安心して赤ちゃんに専念できますよね。top


タイで赤ちゃん

タイのバンコク。ここはどう考えても先進国とは言えないと思われるでしょう。そんなところでのお産なんてものすごく衛生面で心配とお考えになるでしょう。ところがどっこい。日本人駐在員のほとんどがとても快適な、欧米に劣らぬ満足のいくお産をしています。インタビューはタイで2人のお子さんを出産されたMさんにお伺いしました。お昼寝から起きたばかりのりょう君、おしゃべり上手なマホチャン、ママのおひざにしっかり抱かれて、安心そうだったね。

日本人サービスがばっちし

日本人のお産もとても多いというバンコク。日本人がお産をする病院もだいたいサミティベート病院かバムルンラート病院の2つくらいでそこには日本人患者の為のサービスが整えられています。日本人デスクへいけば、困ったことはなんでも応じてもらえるようすです。通訳もいますし、入院中の食事で和食の出前もオーダーできるとのこと。えっ!タイのバンコクの病院に入院していながら親子丼が病室で食べられるとはなんとも不思議な雰囲気ですよね。ドクターとは英語かタイ語ということですが、ナースや他の医療スタッフと話すときはどうしてもタイ語だけという環境でもあるので、ことばの面でここまでのサポートがあればかなり安心ですね。

欧米並みの設備

日本ではなかなか経験できないお産がバンコクでは可能です。日本では夫立会いが病院によって限られていますが、これらの病院ではどうぞ、どうぞとのこと。さらにビデオ、カメラ、どんどん撮ってくださいとのこと。また陣痛室から回復までをひとつの部屋で行なわれるLDRも整っています。座産を希望すればそのような椅子もあります。アクティブバースを支える為にMさんは床にマットを引いて夫にもたれかかってお産をしたそうです。とにかく歩きまわる、動き回るで陣痛を乗り越え、一度も横になっていないかったと話していました。お産を迎える部屋にはバスタブもあり、子宮口が6cmくらいになるとそこのお湯に浸かって陣痛の一番つらい時期を乗り越えることができます。なかにはバスタブの中で赤ちゃんを産む日本人もいるそうです。

夫は病院から出勤

日本人はほとんどが個室を選びます。ここにはシャワー、トイレ、電話はもちろんのこと、冷蔵庫、バルコニーまでついています。そしてベッドになるソファもあり、ご主人はそこに妻といっしょに泊まることもできます。そのためご主人が妻が入院中の数日間、病院から会社へ通うこともあるそうです。これだけスタートから家族で赤ちゃんにかかわれるのはタイならではですね。

生後2日目に予防接種

バンコクでは生後わずか2日目でBCGの予防接種が行われます。日本のようにスタンプ式ではなく、おしりにぶすっといきます。またB型肝炎も入院中に、これはももへぶすっといきます。まだ筋肉もついていないももに、わ〜〜〜こわいという感じですが、病院の外に出ればばい菌がうじゃうじゃの世界ですから、まだ感染率の非常に低い世に出て数時間以内に予防してしまおうという対策です。top


フィリピンで赤ちゃん

カトリック教徒の多いフィリピンでは子どもを産むことは日常のことであり、子沢山が特徴です。地方のクリニックでは子どもは4人までとそれ以上産むことを控えるように指導しているほどです。そんなフィリピンですが、今では自然なお産よりも医療の介入を施したお産が増えています。特にマニラでの日本人のお産は無痛分娩を始め、帝王切開など医療の介入が目立ちます。

妊婦は恵み

フィリピンにはお産にまつわる風習や言い伝えがいっぱいあります。妊婦は恵みを象徴されるとされ、幸運をもたらすということで歓迎されます。さらに子どもは富をもたらすとされています。

妊娠中は首にものを巻かない

妊娠中のしてはいけない掟はいっぱいあります。赤ちゃんがころがって逆子になるからひもをまたがない、へその緒が赤ちゃんの首に巻かれるから、肩や首にものを巻かない、月夜は悪い影響があるので、帽子をかぶって外出する、妊娠8ヶ月を過ぎるまでは赤ちゃんのものを買い揃えない、安産のために若いココナッツジュースを妊娠後期に飲む、ココナッツオイルで乳房のマッサージをする。日本以上ですね。けれども納得できそうなものもあります。

父親は食事を運ぶ係り

地方でも病院での出産が増えています。このような病院では妊婦の母親はお産の介助者としてみなされ、父親は食べ物を持ってくる係りとなっています。産婆さんはコマドローナと呼ばれ、陣痛から産後にかけて熱心に妊婦をマッサージしてくれます。

会陰切開の処置にハーブ

会陰切開をしたあとの患部はお湯に浸し、その周りでお香をたく習慣があります。また炭とハーブを用いたものを間接的に患部に当て回復をうながします。

出産費用は交渉次第

一番私が驚いたのは出産費用が収入に応じて変動したり、また交渉して値引きしてもらうという習慣でした。ちょっとアメリカみたいですね。実はアメリカではその交渉は保険会社がしますが、フィリピンでは個人の力にかかっています。top


インドで赤ちゃん

インドでのお産は目が飛び出すほどびっくりすることばかりである。これは現地の貧しい人たちのお産の場合である。読み書きができないから、赤ちゃんの生まれた日すら知らないというのには本当に自分の常識的考えがゆさぶられた。

老人ホームで出産?

アメリカで nursing home というと老人ホームのことをさす。しかしインドでは病院の名前によく nursing home というのがついているが、これはれっきとした赤ちゃんを出産する病院をさすのだ。しかし、病院で出産できる人は本当に経済的に恵まれたわずかな人たちだけで、ほとんどの貧しい人は自宅で出産する。

お産がうまくすすみますように

お産がうまく進むように、陣痛が始まると、義理の母親の親指がつけられた水を飲みます。

赤ちゃんは臓器?

わかりますでしょうか?臓器を入れる金属のトレーがありますよね。実は、インドではあの金属トレイに生まれたばかりの赤ちゃんを直接いれて、運び出すのです。冷たくないかな?あ、けれどもインドは暑かったですね。

外も中もいっしょ

病院の中も外もたいさ変わらないのでは?病院の廊下を野良猫がいききしていたり、犬ははいってくる、やぎも?究極なのはさるのお目見え。Mさんは病室の金網に飛んできたさるにびっくり。赤ちゃんをかまれるんじゃないかとすごく緊張したそうです。また、産婦の家族も病室を訪れ、夜はそこに泊まって行きます。病室がいっぱいになると、廊下に出て立って、待っているそうです。また病院では食事が出ないので、家族が病院へ入れてもらえないところでは、ドアの隙間から産婦への食べ物を渡すそうです。top


インドネシアで赤ちゃん

インドネシアは何千となる島からできています。そのため、海で隔離されていたため、その地方、地方の慣わしが根強く残っています。何を食べてはいけない、何をしてはいけない、何をしなくてはいけないが数え切れないほどあるのはおもしろいです。

ズボンはだめ

妊娠中はずぼんをはいてはいけないといわれています。それは、ゴムで締め付けると赤ちゃんがかわいそうだからということです。インドネシアの女性は一枚の大きな布を巻いています。そのほうが調節ができていいかもしれません。

腹帯が健在

日本の腹帯もめずらしいと言われますが、インドネシアの腹帯は産前と産後と二種類もあります。妊娠中に巻く腹帯はスタゲンと呼ばれ、これは3〜5メートルの長い布で、これはサポートの役目を果たします。産後に巻く腹帯はグリタと呼ばれ、これは赤ちゃんを産んだ後、たるんだおなかをひきしめるものです。グリタとはたこという意味があり、布の両端を細く切ってそれを中央で結ぶために、たこのように足がたらたら出てるのをみたてたのが名前の由来です。

おむつをしない

地方にいくと新生児でもおむつをしません。そのため、基本的にたれ流しと思われがちですが、ぬれたらすぐ取り替えるという風に、周りにすぐ取り替えてくれる人がたくさんいるからいいのです。おむつも買えないほど貧しい人もいるということでもあります。病院などでは、タオル、シーツが盗まれ、それを自宅に帰って切っておむつにしてしまう人も跡をたたないそうです。

病院に置き去り

貧しい人は避妊の知識もなく、子どもをたくさん産みます。ただし、育てられない場合も起こり、特に自宅分娩で難産になり、病院に運び込まれたものの、子どもが健康でなく、小児科へ治療費が払えないということで、病院から夜逃げする母親もいます。どんなにつらいことでしょう。しかし、そのような子どもでも健康になれば、養子に出されたり、孤児院に連れて行かれたり、そして障害や引き続き健康に問題のある子ども病院で診ます。結局、その方が、自宅で亡くなるよりはと母親は思うのかもしれません。それも愛情かもしれません。top


日本で赤ちゃん

おなかに帯を

日本の習慣で犬は安産だということで、犬の日に腹帯というさらしの帯をおなかに巻きます。この犬の日というのはカレンダーに記されているので、その日を選びます。腹帯は重くなったおなかをささえ、保温する役目もあります。

自然を重視

日本の文化は自然を尊ぶ文化です。そのため、お産もなるべく自然がいいということで、より自然なお産を望む人が多くいます。自然に陣痛がついて、膣からの分娩。無痛分娩は麻酔専門医が行わず、産婦人科医が担当するところもたくさんあり、そのリスクをとりたくないということで無痛分娩を行う病院は限られています。

長い入院

世界でお産の入院が一般的に短いのに対して、日本は5日ないしは1週間というところもあります。母親の十分な回復を確認し、赤ちゃんが健康なのを確かめてから退院させます。そのため、その間に沐浴指導、母乳指導などが受けられます。

1ヶ月は赤ちゃんを外気から守る

生まれたばかりの赤ちゃんを連れて買い物や、気分転換にと外に出すことはあまり日本ではしません。長ければ1ヶ月は新生児を外に出しません。けれども1ヶ月を過ぎると、はだかにして日光浴をさせます。top


マレーシアで赤ちゃん

パパイヤは避妊にきく?

妊娠中に食べてはいけないものノン中に、パパイヤがあります。現地の人にこれは避妊に役立つと信じられていて、妊娠中に食べると流産しやすくなるので食べないようにしているそうです。またパイナップルはからだを冷やすということでこれも食べてはいけないそうです。産後においては、青魚。これは傷口がかゆくなるからだそうです。そして卵。これは傷口が膿みやすくなるからだそうです。

ドクターは蝶ネクタイ

すべてのドクターではありませんが、ドクターを象徴するように多くのドクターが蝶ネクタイをしています。これはイギリスのなごりでしょうか。いずれにしろ日本人のドクターの間ではあまり見慣れないので、印象的です。

下半身はすっぴんぴん

産後のおろを受け止めるのに、病院によってはT字帯をつかっています。といってもわからないかもしれませんが、いわゆるふんどしのような、前後にひもの付いたパッドで、これを当てるだけで、パンツもはきません。そのため、Hさんはなんとも落ち着かなかったそうです。それもそのはず、現地の人は上にTシャツやパジャマの上を着ていて、その下はサロンというくるぶしまである腰巻を巻いているのでした。やはり現地のやり方を取り入れることが大切ですね。Hさんもやっと納得。

母乳は与えない

Hさんが入院中驚いたことに母乳を与える人が少ないということでした。ほとんどの人がミルク信仰者。どうやらすぐ仕事に復帰するためのようです。top


パキスタンで赤ちゃん

男の子が歓迎

アジアではよく見られることだが、パキスタンでも男の子が生まれないと困るというほど、みんな男の子が生まれるまで産み続ける。そのため、3人目も女の子だと、病院に行ってどうして男の子が生まれないのか調べてもらうほど。男の子を産めない女性は離婚されることもあるとか。

リスクの高いお産

病院でなく、自宅でのお産となると、お産のリスクはさらに高まる。そのため、難産などで生まれた子どもは障害をもつことも。そのような劣悪な環境ではやはり生まれてすぐ死んでしまう赤ちゃんも多いとのこと。

やむなく自宅分娩

日本では望んで自宅分娩だが、パキスタンの貧しい人たちはノーチョイスで自宅分娩なのだ。人口が多いため、それを押さえるために2人目まではお産も無料だが、3人目からは出産費用がでない。そのため、やむなく自宅で産むわけだが、リスクが高く、乳幼児死亡率は高いそうだ。

安いお産

現地の貧しい人は無料でお産ができるが、お金を出せる人でも1万円くらいととても安い。もちろん、もっと高級な病院もあるが、それでも日本と比べるとリーゾナブルだそうだ。top


スリランカで赤ちゃん

出産より生活

1日3時間は続く停電、断水、電力不足、民族紛争、商品の不足などOさんはお産のことを考える以前に食べ物が確保できるか、毎日健康に過ごせるかどうかということにまずぶつかったそうです。

太ってる妊婦が人気

スリランカでは太っていることは裕福さの象徴のため、妊娠しても太っている妊婦はもてはやされます。そのため、当然、体重管理なんてことはなく、大きいほうがよいといわれるようです。

おなかの形で性別判断

日本でも時々言われますが、スリランカでもおなかの形で男の子か女の子かを与えるそうです。ちなみに前につきだしていて、とんがっているおなかですと、男の子といわれています。

保育器はあっても故障

医療機器は基本的なものは病院でそろっているようですが、それらが故障していたり、故障しててもなかなか直さなかったり、結局はないに等しいということもあるそうです。top


台湾で赤ちゃん

結婚 = 子どもを産む

結婚式では、早く子どもが生まれますようにということばが強調されます。さらに、結婚したばかりですと、子どもはいつ?と聞かれ、子どもがいないとその質問攻めになるようです。それだけ子どもが生まれること、特に男の子が生まれることが望まれます。

安胎薬って?

妊娠中、からだの調子を整えるために、漢方医が調合してくれるのが漢方薬の「安胎薬」、ドクターによって調合の割合が少し異なるようですが、いずれにしろこれは煎じて飲みます。けれどもすごいにおいで、つわりがかえってひどくなった人も。そして錠剤もあるそうなのですが、これは正露丸のなんんと4倍の大きさ。これを1日3回、なんと1回に10個も!わー、赤ちゃんのためといえども、たいへんですね。

引越しはだめ

家族にメンバーが増えるということで、妊娠中の引越しをと考えていたら、台湾ではタブーです。引越しはおろか、部屋の模様替えもだめ、さらには家具を動かすこともだめだそうです。これは大きな音をたてると胎児の神様がおこって、赤ちゃんになにか悪いことをするということなのだそうです。

病院では食事がでない

台湾では坐月子といって、産後の特別な習慣があって、これは家庭によって多少、産婦に食べさせるものが異なるためでしょうか、病院では産婦に食事を出しません。Mさんは、産後の栄養のある回復のための特別な配慮をした食事が出ると期待していたら待てども待てども何もでてこなくて、食事は出ないことがわかりました。隣では炊飯器持参で、麻油鶏の入った大きな鍋を姑さんがもってきていたそうです。top


ベトナムで赤ちゃん

みんなに反対されて

ホーチミン市では有名なシーズー病院。きっと皆さんは、ベトちゃんドクちゃんが生活している病院としてご存知かもしれません。その病院ですら日本人はわずか過去例として3つのみ。だから岡本さん、Sさんのお話は本当に貴重でした。とにかく誰からもベトナムでのお産を反対されたそうです。無事に生まれればよいものの、万が一何かあったら助からないといわれたそうです。ヘリコプター輸送も断られることがあるそうです。

妊婦服はない

皆さん、アオザイをご存知ですか?私はあのすけすけのアオザイが大好きですが、あれはおなかの大きい人には向きません。そのため、横からはみ出すおなかは大きなエプロンで隠すそうです。そもそも、ベトナム人はスカートというものをはきません。きっとあんなものは仕事をするのに不便だと解釈したのでしょう。Sさんがジャンパースカートを妊娠中きていたら、じろじろ見られたそうです。

安産におかゆ

安産にこいのおかゆ、およびかぼちゃのおかゆが勧められます。これは母乳の出にもよいそうです。

養ドリンク

フランスの影響を受けたベトナムでは今でもフランス製のものが売られています。その中に Tot homa という栄養剤があり、これを退院するときにSさんは1ヶ月分もらったそうです。ガラスの上をぼきっと折って、この液体状のものを飲みます。母体回復によいそうです。top


トルコで赤ちゃん

ダール ともえさんは、トルコのコンヤというところで出産されました。

万が一の救急車
インタビューで必ず質問するもののひとつとして、万が一緊急の場合はという質問があり、ほとんどが救急車を上げますが、トルコのイスタンブールでは、救急車は病院が持っているか、プライベートの救急サービスを利用するため、有料です。また、救急車といえども緊急看護ができるスタッフが必ずしも乗車していないので、ハイヤー程度に利用するのみで、しかも料金はタクシーとあまり変わらず、往路、復路と請求されるのでむしろ割高。そのため、生まれそうとなったら、むしろ自家用車かタクシーを利用したほうが賢明。しかもハザードランプを点滅させ、クラクションを鳴らしていたらそれは自家用車でも病人を運んでいるというサインだそうです。

産湯がない
生まれてすぐ、からだを拭いたかと思うとそのまま布にくるんで、日本のようにきれいなお湯で赤ちゃんを洗い流すということはしません。

産後は親戚、兄弟がサポート
日本では保健婦さんの自宅訪問などがありますが、コンヤで、ともえさんは現地で同居している義理のお母さん、そして彼のお姉さまによって産後は助けてもらい、赤ちゃんのお風呂の入れ方から、母乳のことなどもすべて教わったそうです。コンヤではこのように親戚、家族が新米ママの世話をするのが一般的だそうです。

産後は冷やさないように
産後は冷たいものなどを食べてからだを冷やさないように注意を受けるそうです。そのため、水もたくさん飲めなくて、たいへんつらかったそうです。日本では母乳を出すためにたくさん水分をとるようにいいますが、温かい飲み物だったらよいのかもしれませんね。top


 

ネパールで赤ちゃん

Hakoさんは一人目を日本、けれども二人目は夫のふるさとネパールでと決心、カトマンズで第二子を出産した。最初の子どもは日本で助産婦による超自然分娩であったため、ネパールの野蛮とも言えるほどの処置には驚いたようでした。

日本人医師に出会う可能性も

ネパールにはNGO関係やJICA関係の医師または助産婦などが駐在していることもあり、もし運よく彼らがいる時期に当たったらいろいろと相談にのってもらえまるので心強いです。

男 立ち入り禁止

産婦人科のほとんどが男性立ち入り禁止となっています。つまりご主人がいっしょに検診の様子を見ることはできないということです。さらには分娩中の夫立会いはなく、外国人であるなどのよほどの理由でない限り分娩室に男性ははいれません。

母子別室がない

生まれた赤ちゃんはベビー用のコットに入れられることもなければ、新生児室においておくこともできません。それは一般的な病院では新生児室がないからです。そのため赤ちゃんは生まれた日からママの横で添い寝です。つまり日本人の多くが望む母子同室しかないのです。病院では食事もでないので、付き添いの人と産婦さんとの分を親戚などが家から持ってきます。

乳房のオイルマッサージ

よく乳房マッサージは海外ではないの?と聞かれるが、乳房マッサージにあまりこだわらなくても要は血の巡りをよくしてあげればお乳は出るし、赤ちゃんにたくさん吸ってもらえれば生産量も増える。ネパールでは親戚の人がオイルで乳房をマッサージしてくれるそうだ。top


ロシアで赤ちゃん

ロシアでお産を経験した富永さんからメールが入った時は、「おっ!とうとうロシアで」と思ったほど、彼女が最初でした。それだけ貴重な経験、やはりホームページを立ち上げていらっしゃいました。ロシアでのお産はとてもチャレンジングだという印象を受けました。驚きもありながらも満足のお産だったそうです。

帰国すべきか?

おそらくほとんどの人は帰国して出産しています。やはり外国人にとってはまだまだロシアでのお産は衛生面でも不安を隠せません。しかしことばがある程度できること、滞在して長いこと、帰国するための条件が揃っていないこと、よい助産婦さんとの出会いがあること、初産で日本との比較ができないこと、細かい不満を不満として溜め込まない性格などがロシアでの出産を決定すると思いました。

家庭的な出産病棟?

病院によっては家庭的な出産病棟という病棟が設けられています。これはひとことでいいますと、なるべく家にいるのと同じような環境で回復できるようにというのが目的です。そのためそこの病棟は全室個室です。しかも家庭と同じような条件ということで、ご主人がいっしょに泊まれるように簡易ベッドが備え付けられています。他にもトイレやシャワーなど家のような快適さを追及しています。

24時間母子同室

赤ちゃんは1秒たりとも親のもとを離れないシステムがとられていたそうです。そのため、出産してすぐもう赤ちゃんの世話が待っていたそうです。とうていからだが動かないということで、付き添い人は不可欠になります。病院にとっては好都合かな?

契約条件

入院に関しての契約条件というものがあります。その中にはトイレットペーパーがあること。輸入された石鹸が備え付けられていることなど、ちょっと日本では想像できないような内容が条件として契約されています。悪露用パッドのかわりにボロ布を折りたたんだものを渡されたりと細かい不満はいくらでもあげられるようです。top


サウジアラビアで赤ちゃん

今月はサウジアラビアで出産をされたEさんにお話を伺いました。現地での出産もさることながら、何よりも現地での生活におどろきました。

顔を隠しての出産

 サウジアラビアはイスラム教徒の国です。しかも大変規律がきびしく、結婚した女性は肌はおろか、顔すら夫以外の人には出してはいけないのです。そのため現地の女性はフェイスマスクという顔を覆うベールをかけています。そしてマントのような黒いアバヤをまとい、外出するときは必ずご主人といっしょでなくては外へも出られないのです。そのためもしドクターが男性ですと、彼女は検診のときはもちろん、出産のときですら顔は隠したままだと言うことです。どうですか、知らざる世界ですよね。

 しかし外国人の場合はもっと寛容です。たまたまEさんの場合はシリア人の女性のドクターを選んだ為、顔を隠すことも無かったそうです。お産自体は彼女の希望していたアクティブバースでからだが出す信号に応じてからだの向きを変えたりして自然なお産ができたとのことでした。

 そして本当のお金持ちは海外出産をしています。これがひとつの金持ちの象徴なのでしょうか。イギリスのプライベートホスピタルなどにきて人工的なお産をする女性もいます。

プールは女性の日、男性の日と分かれている

 サウジは日中は50度くらいの暑さになるそうです。そのため車のボンネットで目玉焼きができるくらいだそうです。そのため日中一番暑いときは誰も外へ出ません。一番暑い時は皆さん、シエスタに入るのです。そのためご主人も1時から4時くらいまで家で寝る為に帰って来るそうです。暑いときはやはり水に入るのが一番ですよね。妊婦さんも水の中では軽くなるので特に後期には腰の負担がまぬがれ、しかもちょうどよい水温ですから、(いやお湯かな)快適です。しかしここでちょっと待ったです。

 プールに入ると言うことは肌をどうしても出さなくてはなりません。そのためサウジでは女性がプールに入れる時間帯、あるいは曜日と男性がプールに入れる時間帯、あるいは曜日が決まっています。まちがっても混浴はノーノーです。

現地の人はどのような妊娠中を過ごすか

 現地の助産婦さんにインタビューをした所、あちらでは健康に関しての意識が低いため、コカコーラなどの甘い飲料水を飲み、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンなども進出している為、そのようなものをたくさん食べ、糖尿の人が大変多いようです。そのため妊娠中の管理も大変だそうです。

さらに太るとご主人が浮気をするからという不安から太らないようにして妊娠中でもあまり食べなかったり、飲まなかったりする妊婦さんもいるため、病院に点滴に来るようなケースが出るほどだそうです。外に出ることもあまりできないので、彼女達はけっこう運動不足にもなってしまうようです。

赤ちゃんはプリンセス、プリンス

 赤ちゃんの取り扱いで驚いたことは、赤ちゃんが寝かされているコットのかざりでした。男の子の場合は透明のプラスチックコットのまわりに薄いブルーのリボンをまいてかざりつけが施されています。さらに上からは蚊などに刺されないように、日本で言う蚊帳がかかっています。しかしその蚊帳も日本のグリーンやブルーのイメージではなく、真っ白な蚊帳で、その上にまた薄いブルーのリボンが輪になって飾られていました。まさに赤ちゃんはプリンセス、プリンスの取り扱いでした。top


アラブ首長国連邦で赤ちゃん

アラブ首長国連邦のアブダビでのお産を今月はとりあげます。ここで出産された I さん、S さんにお話をうかがいました。

妊婦が薬漬け?

妊娠中は薬を飲むなと日本では言われていますが、そのような概念はふっとぶほどアブダビの医師はどんどん薬を出すとのこと。

「妊娠初期には、フォリックアシッド(葉酸)、ビタミンBコンプレックスと、食欲増進剤、もし、気持ちが悪くなった時のための吐き止めを処方されました。体重が減った訳でもなかったので、ビタミンBだけしか飲みませんでしたが…。その後、妊娠12週頃になると、フォリックアシッドの錠剤1錠と、貧血(anemia)気味だった私は、FEFOL Zというカプセル(鉄分や、その吸収を助けるというフォリックアシッドなどを含んだ薬)を、箱にあった用法の倍、2錠飲みなさいと処方されました。安定期に、日本に一時帰国した際、日本人医師に相談しましたが、2錠飲んでも問題なく、逆に、フォリック…とともに、きちんと飲み続けるよう勧められました」

妊婦服は現地普通サイズでOK

妊娠中の過ごし方についてお話を聞いたところ、デーツを勧められたそうです。これはプルーンと同じ効果があり、アラブ人はデーツをよく食べると安産につながると信じています。またオリーブもよいそうです。さらに散歩といっても外は暑く、歩けないので、もっぱらショッピングモールを歩いたそうです。しかし外を歩きたかったら日没前後は湿気が出る前で風もありちょっとさわやかなようです。砂漠は off limit だそうです。それは砂に足をとられるからとのこと。そしてマタニティーウェアですが、アラブ人はでっぷりしている人が多いので、彼らの普通サイズで日本人はちょうどよいそうです。

大人用紙おむつ?

いざ出産。破水、出血があると大人用の紙おむつを当てられるそうです。分娩監視装置をつけられ、グルコースの点滴も設置されるとのこと。まだペンが握れるうちに同意書のサインを求められます。生まれた赤ちゃんはミイラのようにぐるぐる巻きでママのもとへ。食事は基本的にはアラビック料理がでるそうです。このあたりもお国柄が出てますね。

産後は宅配で乗り切る

産後を夫婦二人で乗り切る人も多くいます。そんなときのアドバイスとして食品の下準備、冷凍食品の買いだめ、宅配オーダーの情報集め、ケータリングのメニュー集め、届けてくれるスーパーの利用などがあがりました。産後専門のヘルパー、通いのメードなども利用できるそうです。しかしお友達の「助けてあげるわよ」のひとことが何よりも心強かったそうです。top


イスラエルで赤ちゃん

検診もお産も無料
現地の保険に入っていれば、毎回の検診、必要な検査から分娩まで無料です。毎回の検診はクリニックで行われ、ナースが血圧を測ったり、体重を量ったり、問診をしたりします。つまり産婦人科医に会うことは、月に1度だけです。しかも検査は患者が希望しない限り、最低限必要なものしかしません。

会陰切開はしない
会陰切開を極力避けるために、イスラエルの出産準備教室では、アロマオイルを使って、会陰のマッサージの仕方を徹底的に指導しています。お産が近づくと今度はそのオイルをどっぷりかけるので、きれいな赤ちゃんが生まれます。Aさんは初産でしたが、切開をまぬがれて、回復も早く、満足だったとのことです。

産後2時間後に歩く
お産をして2時間後にはAさんはカフェテリアに歩いて食事にいっていました。イスラエルはコーシャ料理がほとんどです。夜はチキンかつ、サラダ、パンととてもシンプルだったそうです。

男の子は割礼
ユダヤ人の習慣で男の子は生まれて8日後に、ブリットという割礼の儀式を行います。top


イランで赤ちゃん

診察に夫は席をはずす
夫は妻といっしょにドクターのオフィスに入れますが、診察をするときには、席をはずすように伝えられます。やはりイスラム教の国では、たとえ夫婦でも、このようにきちんと男女の意識を植えつけるのでしょう。

地元料理がでる
イラン人はお肉料理が多い。そして、病院ででる食事も、ジュージェキャバブという牛肉のお料理がでる。添えられるものとしては、パンのようなナン、温野菜、ヨーグルトに牛乳だ。

入院中もスカーフ
宗教の戒律が厳しいイランでは、すべての女性はスカーフをしています。病院も例外ではなく、産婦人科病棟はもちろん、他の病棟へ行くときは、からだの線を隠すマントの着用も義務付けられています。そして、病室でも、相部屋であれば、他の見舞い客もくるので、入院中もスカーフの着用が必要です。

足を伸ばす
日本では赤ちゃんの足はそのままかえる型にしておくことと言われてます。しかし、イランでは、足を伸ばして、その上からぐるぐる巻きにしてその伸ばした足を固定させます。


モンゴルで赤ちゃん

女性ばかりの陣痛室

モンゴルでは病院にご主人が立ち会ったり、誰か外部の人を付添い人として入れることは一般的ではありません。そのため、陣痛室はカーテンも何もない大きな4人部屋で、そこで女性は一人で陣痛の痛みに耐えます。

出生時間は自己管理

いつ生まれたかはとても重要ですが、モンゴル人はさして気にしません。そのため、分娩室の時計は狂っていることもあるので、もし出生時間をしっかりと知りたい方は、腕時計持参で。

ミノムシ巻き

生まれた赤ちゃんは2本の足をすっかり伸ばされて、布でぐるぐる巻きにされます。ちょうどミノムシさんのように。しかし、このように巻くと抱きやすいので、そうするそうです。股関節脱臼なんて心配ないのかな?

出生証明書がでない?

モンゴル国籍の人にはもちろん出生証明書が出されるのですが、Rさんがモンゴルの病院で出産したときは、日本人という外国人には出生証明書を出さないとのこと。といっても、今までそのような例がなくてかなり病院側では戸惑ったとのこと。top


ミャンマーで赤ちゃん

日本人も現地で無事出産しています。むしろ自然に徹していてあまり医療の介入がなくてよかったのかもしれません。在ミャンマー日本大使館では医務官がいます。相談にのってくれます。ここでは超音波診断装置、滅菌消毒器などが整備されています。各種薬品、ワクチンもあり、ヤンゴンではもっとも整備された診療所ともいます。

避妊
現地の人にとって家族計画はとても深刻なテーマです。避妊具が高くてなかなか調達できないため、2,3人子どもを産むと女性は自然分娩ができるのにあえて帝王切開をして避妊手術をする人もいるとか。男性がすればいいのにと思うが、どうやらプライドが許さないようである。さらに力がなくなるから畑仕事などできなくなるので困るとか。そうだろうか?

検査に持参するもの
どの病院も患者が信頼できる使い捨ての注射針やシリンダーをもってくるのを当然視しているので、日本人は遠慮なくもっていかれるとよいでしょう。

自分でお産
山奥には医者もいなければ、産婆さんもまにあわないことがあります。ましてや病院はありません。そのため、場合によっては自分でお産をすることもあります。

国籍はとれない
ミャンマーでは片方の親がミャンマー人でも赤ちゃんが現地で生まれても国籍はとれません。top


オーストラリアで赤ちゃん

ワークホリデーなどの関係で多くの日本人がオーストラリアを訪れています。そして当然そこで恋が芽生えることもあり、現地の人と結婚し、そこで出産される方もいます。オーストラリアでのお産の体験談はそのような方からたくさんいただきました。

初診は妊娠中期近くになって

妊娠が発覚して、ドクターに予約を入れようと思ってもなんと2ヶ月先と言い渡されます。ここではたいてい初診は12週以降とされています。それは妊娠初期に流産になる可能性もあり、その場合は自然淘汰とみなしているからです。そのため、初期の段階を無事経過した元気な赤ちゃんがめでたく初診に到達という考えです。しかし日本人はみんな不安に思ってしまいます。

ことばができなくても通訳がつく

オーストラリアは移民で成り立っているような国です。そのため、ことばに関しては権利として、誰でも自分のことばがわかる状況で医療を受けられることが保障されています。そのため、公立病院では通訳を無料でつけてくれます。通訳への支払いは州政府が負担します。事前に予約を入れます。また急な場合では電話通訳を利用できます。

バースセンター

ここにはドクターはおらず、助産婦のみです。ここでの方針は内診はしない、麻酔はしない、薬は出さない、会陰切開はしないとあくまでも自然なお産を目指します。ここは病院内の敷地に設置され、何か異常が起きた場合はすぐ病院の分娩センターに妊婦を移動できるようになっています。ここで出産された方に感想を聞いたら、「すばらしい」のひとことに尽きるとおっしゃってました。

24時間以内に退院

バースセンターで出産した場合はすぐ家に返してくれます。病院ですと3日間経過をみます。しかしバースセンターからすぐ戻っても1週間は毎日助産婦が自宅に往診してくれますのでとても心強いです。top


ニュージーランドで赤ちゃん

助産婦さんに見守られるニュージーランドのお産。とても自然を重視した、無理のないやさしいお産が、ニュージーランドのお産です。しかもお産は無料。すべて保険でまかなわれるそうです。

助産婦さんにかかる

NZ では正常なお産であれば、助産婦が妊娠から出産、産後までみるのが一般的です。そのため、ドクターは異常が起きた時にしかお目見えしません。しかも、検診のたびに自宅まで助産婦が来てくれるのでとても助かります。

安産のための自然なもの

安産のために、次の薬草が勧められ