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危機管理

アメリカと聞くと、「こわいところ」というイメージを持つ日本人も多いと思います。しかし、アメリカも広いのです。とても治安のいい地域と悪いところは極端に悪いのです。そのため、できる限り、私たちは子どものことを考えて治安のよいところに住むように努力しています。しかし、たと え住環境がよくても、車での移動はしょっちゅうですし、やむを得ず環境の悪いところへいく場合もあります。ここでは、万が一女性が危ない状況に陥った場合の対策、および、危険な目にあわないように危機対策をお伝えします。

ひじの威力

からだの中でひじは一番強いそうです。そのため、相手に近いときは思いっきりひじでついてください。

おさいふは遠くへ投げる

襲われた場合、強盗の目的は、たいていお金です。そのため、おさいふを出せと言われたら、そのおさいふを強盗の手に渡すのでなく、思いっきり遠くへ、そして自分が逃げる反対方向へ投げてください。強盗はとにかくお金目当ての場合がほとんどですから、そのおさいふを取りにいくでしょう。その時に、あなたを解放するはずですから、そのチャンスにおさいふを投げた反対方向へ全力で走って逃げてください。

車のトランクに閉じ込められたら

新しい車の中には、万が一トランクに閉じ込められた場合、脱出できるように中から開けられる装置がついています。しかし、それがない車の場合は、後ろのテールランプを割ってそこから手を突き出して、手をふって車の後ろの人に助けを求めてください。運転席にいる犯罪者はおそらく皆さんが何をしているかはわからないはずです。

車に入ったらすぐ運転

女性の場合、車の中に入ってからお化粧を正したり、レシートをチェックしたり、メモを見たり、電話をしたり、車の中で作業をすることが多いと思いますが、車の中に入ったらまずすぐロックをかけてください。外から助手席に侵入するのをふせぐためです。そして中に入ったらなるべく早くその場を立ち去ることです。

車に乗るときの注意

まず周りを確認してください。車の中、後部座席、下の方に人がいないかチェックしてください。運転席側に大きな車が止まっていたら、助手席側から乗り込んでください。大きな車が死角となって、女性を犯罪者の車の中に引きづろうとします。車に入るときはとても注意が必要です。車の隣りに誰か男性が一人でいるような場合は、少し時間がたって、その車がいなくなってから車に乗りましょう。

階段は危険です

健康のために階段を上ったほうがよいと思われるかもしれませんが、階段ほど危ないところはありません。だから必ずエレベーターを利用してください。

銃を恐れないで

相手が銃をもっているからもう自分はどうしようもないとあきらめないでください。むしろ逃げたほうが撃たれる確率は低くなります。つまり逃げている皆さんを正確に狙いを定めて撃つのはむずかしいからです。たとえ撃たれてもおそらく、命はくいとめられるでしょう。

同情は禁物

女性は人を助けることにたけていて、とてもやさしいという印象があります。それにつけこむ犯罪者もいます。助けてほしいから車に乗っていっしょに行ってくれといっても決して見知らぬ人の車に乗ってはいけません。また、母親は赤ちゃんが泣いていたらどうしてもほっておけないたちでしょう。ただし、犯罪者の中には、赤ちゃんの泣き声を録音しておいてそれを流して、女性を外へ導く手立てを考えている人もいます。決してドアはあけないように。そのような場合は警察を呼んでください。


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